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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

King Arthur (Endicott-Johnson) Cap Toe (50s Deadstock) 


King Arthur のキャップトゥ。



kingarthur2.jpg




箱付きデッドストックで、50s頃のモノと推定しています。




kingarthur.jpg




“King Arthur”はこの箱や内部表記から、ほぼ間違いなくEndicott-Johnson社製。
文字通りアーサー王にちなんだネーミングなのでしょう。

箱のイラストが良い雰囲気です。




kingarthur3.jpg




これは5年ほど前に、大阪出張の折、購入したモノ。
この頃は、飾りステッチがうれしくて、空港へ向かうリムジンバスの中で
何度も開いて眺めてはニヤニヤしていたのを思い出します。





kingarthur9.jpg




アメリカ旧靴に何を求めるかは人それぞれですが、
E-Jは愛好家の間でも評価が分かれるメーカーではないかと。




kingarthur7.jpg




なぜなら、「大衆靴ど真ん中」のメーカーだからです。

はっきり言えば、安普請のモノが多い。
写真だと、それなりに見えますが、フローシャイムやウェインバーグに比べると
「靴」としての出来は明らかに劣ると言わざるを得ません。




kingarthur8.jpg





実際、当時の価格はそれらの半額かそれ以下。
アメリカの最低時給が1ドル(1955年)だったようなので、
フローシャイムを2万円とすれば、1万円以下。

質を比較するのは酷というものです(^^ゞ





1955 johnsonian ad life




アメリカ旧靴に、「クオリティ」を求めるのであれば、わざわざE-Jを選ぶ理由は
あまりないかと。






kingarthur6.jpg




私が思うに、E-Jの良いところは、まさにその「大衆靴ど真ん中」だというところ。

50s当時の「普通の」アメリカ人がどんな靴を履いてたのか、がよく分かるというか。
おそらく平均的な(=大多数の)庶民はこれくらいの価格帯の靴を買ってたのでは、と。

そう考えると、当時のアメリカのリアルな風景が思い浮かぶような気がするんです。





kingarthur10.jpg





この辺の「普及靴」というか、平たく言えば、当時の安モノ靴を見てると、
実に「健気」な気がして、愛おしさすら感じます(^^ゞ

安いなりにも頑張って作っているんで。

大衆食堂のうまいハンバーグ定食というか。



kingarthur5.jpg




アリストクラフトやインペリアルももちろん良いんですが、
こういう大衆靴の中にこそ、当時の等身大のアメリカがあるような気がしています。






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Comment

Name - たか  

Title - 

E-Jは色々な名前で靴を発売していますね。
以前、なにかジャンルに違いがあるのかと思って調べたのですが明確な棲み分けが発見できず頓挫しました。

E-Jの靴はなぜかエンドウェルの物ばかり、20年代ごろと思われるタタキタグから60年代ごろまで数足入手しましたが、どうもショボすぎて…
20年代でもフローシャイムの50年代よりもショボかったのがかなりショックでした…
個人的にトムマッキャンとE-Jは鬼門というか地雷メーカーという印象ですが、デザインの豊富さでは他を圧倒しているのでそういう目で見るようにしています。
仰られるようにクオリティ云々、という次元ではないですよね。

ブーツに関して言えばrangerの旧いブーツは(主観ですが)ホワイツに迫れるような革質を持っているのでブーツは大好物です^^
2016.10.16 Sun 13:27
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

たかさん、

Johnsonianがドレスシューズラインかと言うとそうでもないし、
Endwellにもワークシューズがあったりして、確かに統一性がないですね(^^ゞ

ドレスシューズのクオリティについては、やはりフローシャイムと比べられると
確かに厳しいですね。

40sと思われるこれ
http://georgiaathens.blog81.fc2.com/blog-entry-463.html

なんかはお気に入りなんですが、この辺まで遡らないと太刀打ちできない印象です。

でもまあ、数千円の大衆靴ですから、大きな目でみてあげようかな、と(^^ゞ

実際、以前はビンテージショップでも当時の価格を反映してか、E-Jは比較的安く
売られていました。今は50sデッドだとどんなモノでもそれなりの価格になってますね。
50sデッドが2万円、安い!と思って飛びつくようなモノではないのは確かです(^^)

Rangerの50s頃までのブーツは良いですよね!
たかさんとはおいしいお酒が飲めそうです^_^

野球のグローブのような革質で、カタチも立体的で手作り感もあります。
私もものすごく気に入っていて、同じモノを3足確保しているくらいです(^^ゞ



2016.10.16 Sun 15:22
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