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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

Florsheim ‘The Military’ Monk Strap (early 40s) 

florsheim the military10



フローシャイムが第二次世界大戦中にリリースしていた
‘The Military’ラインのモンクストラップ。

おそらく1942年辺りのモノと推定しています。


florsheim the military7



florsheim the military8




ヒールパッチ、ゴムヒールとも筆記体ロゴ。



florsheim house made union



そして中をはがすと、ハウス型ユニオンメイド。ファクトリーナンバーは「300」番。



florsheim the military 15



アウトソールにはスターマークに
“Designed and Built Expressly for Military”の表記。




florsheim the military



当時のアド。
キャッチコピーは“You can take these with you!”
品番はS-976 と読めます。



florsheim the military1942 2


靴の内部表記はかすれて良く読めないのですが、どうもこれとは違う
数字4ケタが入っているようです。



florsheim the military1942




時節柄、さすがにデザイン的にはおとなしめですね。

ちなみに同時期には女性用のミリタリーラインもあったようです。




florsheim the military2



いわゆる官給品にも当然ながらフローシャイムは納入していて、
WWII期のサービスシューズにもフローシャイム製が見られますね。
このデッドともなれば、フローシャイム好きは目の色を変えるのでは^_^



florsheim the military6



革質は素晴らしく、ちょっと磨いただけで良く光ります。




florsheim the military11




残念ながらデッドではなく、わりと履きこまれていますが、状態はまずまず
といったところ。恐れ多くて履けませんが(^^ゞ



florsheim the military9


この辺りまでくると実用品ではなくて、完全にコレクション用でしょうか。
歴史的に意味があると思います。

そして、この時代あたりまで両筆記体&ハウス型ユニオンスタンプと
いうことが分かりますね。



florsheim the military3



上の広告を見ても分かる通り、新ロゴがアドには使われていますから、
普通に考えれば筆記体ロゴからブロック体への過渡期と言えるのではないかと。



florsheim the military5



ただ、旧パッチやヒールは在庫を先に使ったでしょうから、工場によって
時期がずれている可能性も考えられます。




florsheim the military12



ここからは推論ですが、戦争終結後、順次ブロック体に変わったと考えるのが
自然のような気がします。。。



フローシャイムの年代研究は、おそらく現実的な部分(50s以降)
に関してはほぼ完了していますが、より古い時代がまだですね。

何せモノが少ないですし、例の年代を示唆する記号が入ってないですから
ピンポイントでの判定はレシートでもない限り不可能かと。

品番、ユニオンメイドスタンプ、布タグ、同時期の他メーカーとの比較、
そして何よりディテール・作りからの推定で「○○」年代付近とならざる
を得ない気がします。





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Comment

Name - 電池  

Title - 

こ、これはすごい!!!

こんなの市場には全然でてきませんよね。革質も素晴らしいものですね。ヒールもフットバランス的な形状で珍しいですね。実物見てみたいです!

流石に古いモンクはベルトの劣化がありますね。紐靴より短命かと、しかし40sからアメリカにモンクってあったんですね。もう少し最近の意匠かと思ってました。
相変わらず、凄まじいコレクションですね。

ところで探していた、Harry B Hartを入手できました。私のも釘打ちレザーヒールなのですが化粧釘パターンが異なっていました。違うファクトリーなんでしょうかね。英靴の見分けは非常に難しいですね。到着したらアップしますので何か解明しましょう!!^ ^
2016.01.20 Wed 16:09
Edit | Reply |  

Name - スニゲーター  

Title - 

これは凄い。フローシャイムに斜めヒールがあったとは初見です。
モンクストラップは敬遠しがちですが、これなら是非ほしいです。

・・・・・・しかし履けないでしょうね。
恐ろしすぎます。破れたら泣きながら帰ることになるでしょう(笑)
ebayでこの時期の靴を何足か睨んでいますが・・・現実履けるのだろうか?と思ってしまうとどうしても手が出ないです。やはりオーダーしかないのでしょうか・・・?
2016.01.20 Wed 19:49
Edit | Reply |  

Name - tomojin329  

Title - 

おおっ(゜o゜) The Military!

考えてみると1942年は、フローシャイムが1882年に創業して50周年ですからそのタイミングでロゴを変えたのかもしれないですね。

過去のADを含めてみても謎の多い40年代・・・
やはり品番やロゴ以外での特定は難しそうですね
2016.01.20 Wed 22:20
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

電池さん、こんばんは。


> こんなの市場には全然でてきませんよね。革質も素晴らしいものですね。ヒールもフットバランス的な形状で珍しいですね。実物見てみたいです!


広告に‘extended rubber heels’とあり、軍の仕様に合わせた、とありますね。
またラストはミリタリーライン専用とあります。いわゆるマンソンラストなのでしょうか。


> 流石に古いモンクはベルトの劣化がありますね。紐靴より短命かと、しかし40sからアメリカにモンクってあったんですね。もう少し最近の意匠かと思ってました。
> 相変わらず、凄まじいコレクションですね。


ベルトの劣化、ありますね。これだけなら何とかなる部分ではありますが、
革がせっかく素晴らしいので、なるべくオリジナルを維持したいです。
確かにこの時代のモンクはあまり見ないですよね。
いかにもミリタリーラインという感じがします。



> ところで探していた、Harry B Hartを入手できました。私のも釘打ちレザーヒールなのですが化粧釘パターンが異なっていました。違うファクトリーなんでしょうかね。英靴の見分けは非常に難しいですね。到着したらアップしますので何か解明しましょう!!^ ^


おお、さすがは電池さん(^^ゞ
私もこれ偶然手に入れたモノで、詳細つかめてないので、何か分かりましたら
ぜひ教えて頂きたいです。
2016.01.21 Thu 00:08
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、


> これは凄い。フローシャイムに斜めヒールがあったとは初見です。
> モンクストラップは敬遠しがちですが、これなら是非ほしいです。



立体的な造形で、やはり革が素晴らしいです。



> ・・・・・・しかし履けないでしょうね。
> 恐ろしすぎます。破れたら泣きながら帰ることになるでしょう(笑)
> ebayでこの時期の靴を何足か睨んでいますが・・・現実履けるのだろうか?と思ってしまうとどうしても手が出ないです。やはりオーダーしかないのでしょうか・・・?


やはり現実的には、あまり古いのはいろいろ厳しいでしょうね。
特に戦前のモノは革は絶品だけれども、繊細な印象です。

なおけんたさんの浅草でのオーダー見て思ったことは、やはり出し縫いの細かさは
フルハンドでないと厳しいのではないかと。その点、コブラーはたいへん良心的ですね。
Uウィングくらいなら良いモノができるのではないかと企んでおります。

ただ、現実問題として、eBayに張り付いていれば、高くても400ドルくらいで
オリジナルの良品ORデッドが買えますから、悩ましいですね。

ちょうどリーバイスで、オリジナルにこだわるか、レプリカにするか、という
ところに似てますね(^^ゞ
2016.01.21 Thu 00:25
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

> おおっ(゜o゜) The Military!
>
> 考えてみると1942年は、フローシャイムが1882年に創業して50周年ですからそのタイミングでロゴを変えたのかもしれないですね。


そう、50周年なんですよね^_^
67年が75周年で、例のRIデビューですから。
やはり過渡期なのでしょうね。。


> 過去のADを含めてみても謎の多い40年代・・・
> やはり品番やロゴ以外での特定は難しそうですね


このミリタリーラインがWW2期、というのは分かりやすいですが、
他は品番がわずかな手掛かりでしょうね。。。
ざっくり40s初頭くらいにS品番3ケタから4ケタになったのであろう、
くらいしか。ただこの場合も3ケタだから30s、とは確言できない
のがツライところです。定番モデルなら長く同品番で作られた
可能性がありますし。逆に特徴的なスペクテイターなんかは
短期間でしょうから、3ケタ=30sが成り立つかもしれないですね。
2016.01.21 Thu 00:34
Edit | Reply |  

Name - なおき  

Title - 

こんにちは。
このライン、サービスシューズ好きとしては見逃せないところですよね。
PERMANENTさんのブログでオックスフォードタイプのデッドを見たときは衝撃でした。当時としてもですが、今となっては本当にお宝ですね。
FLORSHEIM製の官給品もヤフオクに一時期あって、数年前ながらすごい値段で出されていてかなり長いこと売れ残っていたと思うのですが、今の相場なら常識的な範囲だったなとも思います。
クラックはあるにせよ艶が素晴らしいですね。うちの40年代サービスシューズもよく光るものの革はやや華奢な印象で、もうあまり気軽には履けないものになってしまいました…(笑)
2016.01.21 Thu 08:33
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおきさん、こんにちは。

> こんにちは。
> このライン、サービスシューズ好きとしては見逃せないところですよね。
> PERMANENTさんのブログでオックスフォードタイプのデッドを見たときは衝撃でした。当時としてもですが、今となっては本当にお宝ですね。


どっかで見たことがあると思ってましたが、
あれはパーマネントさんでしたか(^^ゞ


> FLORSHEIM製の官給品もヤフオクに一時期あって、数年前ながらすごい値段で出されていてかなり長いこと売れ残っていたと思うのですが、今の相場なら常識的な範囲だったなとも思います。


やはり旧靴の中でフローシャイムの知名度は抜群なので、高騰しますよね^_^
加えて、サービスシューズはビンテージ、ミリタリーのマニアとも競合しますし。
今がバブルなのか、それとも「あの頃はまだ安かった」になるのか、、、


> クラックはあるにせよ艶が素晴らしいですね。うちの40年代サービスシューズもよく光るものの革はやや華奢な印象で、もうあまり気軽には履けないものになってしまいました…(笑)


ちゃんと履いてらっしゃるところがご立派です^_^
PMTさんおっしゃるように、やはり実用品としては50s以降が現実的でしょうか。
でも趣味になると、どうしてもより旧いモノを追い求めたくなりますね。
で、見つからずに悶え苦しむ、という(笑)
70s後半のケンムールに興奮していた頃に戻りたいですね。
あの頃はいろんな景色が新鮮でした(^^ゞ
2016.01.21 Thu 12:35
Edit | Reply |  

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