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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

Campbell’s Balmoral Full Brogues 


Campbell's と名の入ったフルブローグ。




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デッドストックで、Made in England。




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ブランドを含めて詳細は不明ですが、そこそこ旧そう。70sくらい?




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これ少々変わったところで入手。




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ヤフオクだったのですが、セラーが倒産品整理業者。



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で、どこかの廃業した古着屋さんのモノと思われる品を出していて、
デッドストック靴もいくつかありました。




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その中でサイズが合って良さげだったので入札。
それなりのバトルが展開されたものの、1万円チョイで落札。




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得体のしれないモノだったからでしょう。




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古着屋さんの元値と思われる「48,000円」の正札付き(^^ゞ




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オークション画像でも良く見えたのですが、実際手にとっても
なかなか素晴らしい革と作り。



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このCampbell'sという(アメリカの?)お店がノーザンプトンあたりに作らせたモノ
と思われます。



campbell3 (2)



ゴムヒールはグッドイヤーの少し変わったダイヤ型突起付き。
英国軍のオフィサーシューズに使われてそうな。




campbell9.jpg


イギリス靴らしい、カッチリ感があります。


・・・それにしても、この円安で古着屋さんも大変でしょうね。
ここ数年、名だたるところが次々と閉店に追い込まれていますし。


今、若い人は古着屋さん(セカストとかではない普通の)に行くのでしょうか?
ファストファッションブランドも多いし、新品のそこそこお洒落な服が
安く買えるなかで、わざわざ旧いモノに価値を見出す人もあまりいなく
なった気がします。

特に、この靴を売ってたようなビンテージショップなどは、店主さんと
お客さんの価値観がなかなか合わなくなったのでは、と。




campbell8.jpg



有名ブランドなんかは価値が分かりやすいので、リーズナブルな価格で
並べていれば、勝手に売れるのでしょう。

でも、こういう「モノはいいけど名の知れない」ビンテージ品は、売る側は
その価値を十分に把握しているけれど、買う側がそれを理解できるか、
というところにかかっていると思うんです。

90年代前半、まだバブルの余韻があったころはそのマッチングがうまく
いっていた。(より正確には、仕入れルートを含め、売り手と買い手の間に情報格差
があったけれど、それがうまい具合にブラックボックスの役割を果たしていた。) 
ネットがまだあまり普及していなくて、「Boon」なんかの雑誌しか情報源がなかったのも、
ある種の「飢餓感」みたいなモノを煽っていたのかもしれません。

今はネットで誰でもプロ並みの情報が得られますし、アメリカに仕入れにいかずとも、
私たち素人がeBayで直接買える。

こういう状況ですから、この手のお店が苦戦しているのはよく理解できます。




campbell13.jpg




とある古着屋さんのブログで、閉店の理由として「提案したいものに共感してくれる
お客さんがあまりに少ないため」というのがありました。

なかなかここまで素直に心情を吐露できないと思うので印象的だったのですが、
おそらく、「古着なのに高い」みたいなことをいう人が多くなったのでしょう。

モノの価値やストーリーではなく、「価格」に共感する人が増えた、というか。
90年代末以降、経済が停滞しているので無理からぬことですけど。。。




campbell15.jpg




「48,000円」の値札、そして落札金額の「10,000円」。

この差がいろいろなことを語ってる気がします。







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Comment

Name - 電池  

Title - 

お久しぶりです。

サムネイルぱっと見だとbrooks englishかと思いました。紐も太いですし。無名ながらもクオリティは高そうですね。

古着屋さん閉店していきますよね。やはりネットの普及ですよね。私みたいな素人でも膨大な商品を探せますから。「提案したいものが〜…」の閉店した古着屋さんは大阪のお店ではないでしょうか?


若者代表として、最近の古着屋事情ですが、20代はセカスト系の店を古着屋として利用してる方が多いですね。実際、街でも店舗増えましたよね。

あとは、本来の古着屋でも50sは勿論70sなどを扱ってるお店より80s90sなどを中心に扱ってる店が若者に人気なようです。レギュラーとかオールドと呼ぶようですが…。実際、買いやすい値段でしょうし。
2015.11.20 Fri 14:11
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

電池さん、こんにちは。


> サムネイルぱっと見だとbrooks englishかと思いました。紐も太いですし。無名ながらもクオリティは高そうですね。


Pealには及びもつきませんが、無印ブルックスにはもう少しで届きそうなレベル、
という感じでしょうか(^^ゞ


> 古着屋さん閉店していきますよね。やはりネットの普及ですよね。私みたいな素人でも膨大な商品を探せますから。「提案したいものが〜…」の閉店した古着屋さんは大阪のお店ではないでしょうか?


そうです!有名なお店だったんですよね。
靴も膨大にあったようで、一度行ってみたかったんですが。

閉店のいちばん大きな理由は、もちろんビジネスとして厳しくなったので
しょうが、反応してくれるお客さんが減ったというのも偽らざる心境だったのでは、と。

やはり個人で古着屋さんをやるような人は、純粋に服や旧いモノが好きでやって
らっしゃるのでしょうし。



> 若者代表として、最近の古着屋事情ですが、20代はセカスト系の店を古着屋として利用してる方が多いですね。実際、街でも店舗増えましたよね。


やっぱりセカスト系ですか。
私もたまにのぞきますが、専業のビンテージショップ顔負けのお宝
もありますよね。価格設定も絶妙で(^^ゞ やはりネットで調べられるから
バイトでも回せるんでしょうね。このブログも役立ってるかも(笑)。



> あとは、本来の古着屋でも50sは勿論70sなどを扱ってるお店より80s90sなどを中心に扱ってる店が若者に人気なようです。レギュラーとかオールドと呼ぶようですが…。実際、買いやすい値段でしょうし。


なるほど。
だいたい30年前のが一巡してちょうどいいらしいので、今80sというのは
納得です。私たちは80年代だったので、50sブームでしたし(^^ゞ

老舗の古着屋さんなんかは店主さんも40代、50代が多くなってきましたし、
そろそろ世代交代の時期なのかもしれませんね。。。
2015.11.20 Fri 15:06
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Name - 電池  

Title - 

返信ありがとうございます。

大阪の某店は関西では圧倒的に球数が多くて良いお店でしたよ。店主の方も詳しく、拘りがありましたし。私のcole haan by EGはこちらで買ったものでした。

ちなみにこの店、総合古着屋から派生したような形らしく、本店に吸収される形で続いているようです。

2015.11.20 Fri 18:14
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Name - スニゲーター  

Title - 

古着屋は減りましたね。地方の人間ですらはっきり解るくらいに減少しています。
10代の方々の服装は、かなりリーズナブルなものが増えている気がします。以前の職場にいた学生バイトはguのように、お金はかからないけれど印象的。という方向性でした。
古着屋さんは、少しでも特殊な雰囲気を出すと売れない。とも言っていました。こういうところにいると錯覚しがちですが、ドレスシューズ!革ジャン!ヒッピー!みたいな傾倒をする人なんて滅多におらず、そういうものはお店の人の趣味半分で置いているみたいです。
ファスト的なものがどの世界でも受けているみたいですね。少し寂しい話ですが・・・。

ネトルトンのコードバンがセカストの安靴コーナーに投売りされていたときはサイズも見ずに救助しました。当然合いませんでした(笑)
2015.11.20 Fri 22:56
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

電池さん


> 大阪の某店は関西では圧倒的に球数が多くて良いお店でしたよ。店主の方も詳しく、拘りがありましたし。私のcole haan by EGはこちらで買ったものでした。


私がこのお店に気付いたのが閉店後という(^^ゞ
それにしてもコールハーンとEGは夢のコラボですね!



> ちなみにこの店、総合古着屋から派生したような形らしく、本店に吸収される形で続いているようです。


なるほど、それは良かったです^_^
それにしても古着屋さんは冬の時代なのでしょうね。
江戸時代にもあった実は歴史のある業種なのですが(^^ゞ

2015.11.20 Fri 23:26
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、こんばんは。


> 古着屋は減りましたね。地方の人間ですらはっきり解るくらいに減少しています。
> 10代の方々の服装は、かなりリーズナブルなものが増えている気がします。以前の職場にいた学生バイトはguのように、お金はかからないけれど印象的。という方向性でした。


やっぱりそうなんですね。
ユニクロ系はスゴイですよね。カジュアルならあれで十分間に合いますし、
ジーンズなんか一昔前のレプリカ顔負けですし。。。


> 古着屋さんは、少しでも特殊な雰囲気を出すと売れない。とも言っていました。こういうところにいると錯覚しがちですが、ドレスシューズ!革ジャン!ヒッピー!みたいな傾倒をする人なんて滅多におらず、そういうものはお店の人の趣味半分で置いているみたいです。
> ファスト的なものがどの世界でも受けているみたいですね。少し寂しい話ですが・・・。



これはなかなかショックですね、特殊な雰囲気を出すと売れない、というのは、、、
私が若いころDCブランドブームというのがあったんですが、あれはまだしも個性的でした。



> ネトルトンのコードバンがセカストの安靴コーナーに投売りされていたときはサイズも見ずに救助しました。当然合いませんでした(笑)


私の近所のセカストには80sレギュラーのフローシャイムと、同じく80s付近の
Work Americaしかありません。。。
そんなの見つけたら保護するのが私たちの義務ですよねえ(^^ゞ
2015.11.20 Fri 23:39
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Name - Mi  

Title - 

europeanblendさん、皆さん、こんにちは。

この手の英国製無名古靴、私も少し手を出しています(笑)。
それで、古着屋さんに限らずオークションなんかでも、この手の良質な英国古靴って、
高くもなくかといって捨て値でもない値付けをされていることが多い気がします。
売る側は品質の良さが分かっていても、ノーブランドの為せる技でしょうね。
買う私側は逆にこの辺りの価格帯を狙っていたりします。外れを引かないコツでしょうか(笑)。
しかしこれは一時期のカナダ古靴の流れに似ていますよね…相場が上がらないといいんですが。

英国古靴は、米国古靴と比べると、推定80年代製でも充分高品質なのが良いですね。
更に古い年代のものだと、造りはやはり米国靴より上かなぁと認めざるを得ないです。

ただ個人的な好みとしては、スタイルに面白みが無いなぁと感じています。
もともとGunboatとSpadeSoleで古靴にはまったので、総合的には米国古靴に軍配を上げたいですが。

2015.11.21 Sat 02:54
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

Miさん、こんにちは。


> この手の英国製無名古靴、私も少し手を出しています(笑)。
> それで、古着屋さんに限らずオークションなんかでも、この手の良質な英国古靴って、
> 高くもなくかといって捨て値でもない値付けをされていることが多い気がします。
> 売る側は品質の良さが分かっていても、ノーブランドの為せる技でしょうね。
> 買う私側は逆にこの辺りの価格帯を狙っていたりします。外れを引かないコツでしょうか(笑)。
> しかしこれは一時期のカナダ古靴の流れに似ていますよね…相場が上がらないといいんですが。



なるほど、やはり無名ブランドだと手を出す人は限られますよね。
低額スタート・最落なしオークションの場合、2万くらいで皆さん
「精神的な壁」を感じていらっしゃるように感じます(^^ゞ
サイズ等が合わなくて再出品する場合のリスクも考慮されてるのかなあ、と。



> 英国古靴は、米国古靴と比べると、推定80年代製でも充分高品質なのが良いですね。
> 更に古い年代のものだと、造りはやはり米国靴より上かなぁと認めざるを得ないです。


70年代に入るとウェインバーグもアイルランド工場を稼働させていますし、
他のアメリカ靴ブランドもイギリスやアイルランド製をチラホラ見かけます。
アメリカ国内の生産コストが上がり、一方で英国は経済不況によるポンド安が進行したという
事情もあったのかな、と。。。



> ただ個人的な好みとしては、スタイルに面白みが無いなぁと感じています。
> もともとGunboatとSpadeSoleで古靴にはまったので、総合的には米国古靴に軍配を上げたいですが。


確かにオーセンティックですよね。
デザインの豊富さ(節操のなさともいう 笑)はアメリカ靴、カッチリ感は英国靴と
いうところでしょうか。
そして、これは両方に共通するのですが、たまに「とんでもない革」があるのが
ビンテージ靴の醍醐味ですね^_^
2015.11.21 Sat 07:41
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Name - なおけんた  

Title - 

得体のしれない、正体のわからない、しかし高品質の靴は大好きです。
そういうのは、米国より英国の方が多いような気がします。
無名な分だけ安くなるのならなお歓迎です。

著名なブランドの古靴だけでなく、こういう無名(かつ高品質の)古靴を取り扱ってくれる古着屋って、その店なりの価値観があって(なくても置いている店もありますが)いい店だなと思うんですけど、そういう靴はおそらく売れないので、古着屋さんも大変でしょうね。

そういえば、MADE IN WORLD が閉店して久しいですが、ここは有名どころを押さえつつ、あまり知られていない古靴も多く置いていたように思います。こういう店がどんどん消えていくんでしょうかね。代官山のFabsville はすごいデッドストックを置いていてまだ頑張ってますね。
2015.11.22 Sun 08:55
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、こんばんは。


> 得体のしれない、正体のわからない、しかし高品質の靴は大好きです。
> そういうのは、米国より英国の方が多いような気がします。
> 無名な分だけ安くなるのならなお歓迎です。


メーカー名が表に出ないと競争率が低くなりますよね^_^
英国靴メーカーには疎いので、まったくの勘になりますけど。。。



> 著名なブランドの古靴だけでなく、こういう無名(かつ高品質の)古靴を取り扱ってくれる古着屋って、その店なりの価値観があって(なくても置いている店もありますが)いい店だなと思うんですけど、そういう靴はおそらく売れないので、古着屋さんも大変でしょうね。



FSPなんかその典型だったかと。
10年以上無名でくすぶってて、ここ数年で一気にブレイクした感があります。

仕入れる側は見る目があるワケですが、それをうまくお客さんに伝えられるか
という面もあるのでしょうね。



> そういえば、MADE IN WORLD が閉店して久しいですが、ここは有名どころを押さえつつ、あまり知られていない古靴も多く置いていたように思います。こういう店がどんどん消えていくんでしょうかね。代官山のFabsville はすごいデッドストックを置いていてまだ頑張ってますね。



M.I.W.は小林さんでしたっけ、あの方はホントにお詳しいと思います。
何度か旧いRWを購入しましたが、大変残念です。

ルービーズさんやファブスビルさんも名店ですね。

デッドストックの仕入れの話を聞くと、本当に大変そうです。
渡航費用や滞在費などのコストに加え、何より良いモノが見つかるとも
限らない。加えて競争も激しいと聞きます。それに円安が追い打ちをかけていますし。

ゲリラ豪雨さんの「古着屋は儲からない、絶対開業するな」という名スレッドが
ありますが、あれを読むといかに厳しい業界か分かります。
間違いなくお客でいる方が良いですね^_^;




2015.11.22 Sun 22:38
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