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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

フローシャイムのOEM先? 


Counter Offerの応酬の末、こんな靴を落札したのですが。




BW.jpg




以前から出てたので、目にされた方も多いかと。

かなりお得なところまでプライスダウンされたのですが、
もうひと押し値切って購入(^^ゞ



BW2.jpg




メーカーはここ。




BW3.jpg



British Walkers。
シカゴの J.P. Smith Shoe Co というメーカーのブランド。


以前この会社の手によると思われる靴を2足紹介しました。




BW9.jpg




“Stan West Corrective Shoes”
http://georgiaathens.blog81.fc2.com/blog-entry-531.html




BW8.jpg


“Metz Shoes”
http://georgiaathens.blog81.fc2.com/blog-entry-447.html



今回の“British Walkers”は、この2足に比べれば新しそうに見えるのですが、
それはさておき。


驚いたのはその内部表記。




BW4.jpg




これ、どっかで見たような。。。

そう、以前rossimaniaさんが紹介されてた旧いフローシャイムの特殊表記と酷似してます。
http://ameblo.jp/rossimania/entry-11877059766.html



BW5.jpg





考えてみれば、Florsheim も J.P. Smith も同じシカゴのメーカー。

古い資料を見ると、昔は地域ごとの靴メーカー同士のつながりも強かった様子。
お互いに融通しあってても不思議はないかと。


フローシャイムの特殊表記をめぐっては、私の中で3つの課題がありました。

① “1S 4050” “2F 3090”などの正式型番では(たぶん)ない個体。
② 60sのインペリアルっぽいのに、アウトソールに5本釘がなく、
  フォントが通常のモノと違う個体。(以下の画像はeBayで現在出品中のもの)

imperial3.jpg

imperial2.jpg

imperial.jpg


これはおそらく以前Timさんが紹介されたてたインペリアルと同じ仕様(フォントも)。
http://tim-exploration.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html



そして③がこのrossimaniaさん所有のフローシャイム特殊品番でした。


とりあえず①に関しては、tomojin329さんの考察によりかなり解明がすすんだかと。
http://ameblo.jp/tomojin329/entry-11958069792.html

で、今回③に関しても、J.P. Smith社製の可能性が濃厚、と。

残る疑問は②ですけど、これも他メーカー製の可能性があるでしょうか。。。










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Comment

Name - なおけんた  

Title - 

すばらしい実証的考察ですね。

フローシャイムの研究が進む中で、例外がたくさん出てきて悩まされることが多かったですよね。
私なんぞは、「アメリカ靴だからいい加減なのだ」と片付けてしまうことがありましたが、メーカー間で製作を融通しあっていたという考察は説得力あります。
ライニングの表記から○○社製と考えるのは以前からあったとは思いますが、フローシャイムはそれが多様すぎて困ります。
もちろん、多くの「実物」がないと検証は難しいでしょうが、こういう視点で靴メーカーを見ていくと、つながりがいろいろと分かってくるかもしれませんね。

ありがとうございました。
2015.09.10 Thu 22:21
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、こんばんは。


> 私なんぞは、「アメリカ靴だからいい加減なのだ」と片付けてしまうことがありましたが、メーカー間で製作を融通しあっていたという考察は説得力あります。



このJ.P.Smith社に製造委託していたのはごく短期間だったのではないかと。
おそらく戦後直後~53年にIntercoに買収されるまでのどこかでは、と思っています。
戦後復興に伴う好景気のなかで供給が足りなくなった可能性が考えられます。
Intercoは当時全米一のメーカーでしたから、合併以降は安定供給体制が整って
こういうのはなくなったのかな、と。



> ライニングの表記から○○社製と考えるのは以前からあったとは思いますが、フローシャイムはそれが多様すぎて困ります。
> もちろん、多くの「実物」がないと検証は難しいでしょうが、こういう視点で靴メーカーを見ていくと、つながりがいろいろと分かってくるかもしれませんね。


ええ、実に興味深いところです。
私なんかはその辺りの考察が好きで集めてるみたいなもんで(^^ゞ
先日、50sくらいのRWの珍しい短靴をみかけましたが、Factory Noが“144”=SHAW製でした。
こういう発見ができるのも面白いです。
2015.09.11 Fri 00:17
Edit | Reply |  

Name - Rossimania  

Title - 

考察ありがとうございます。
フォントも同じですし、ライニングの革の質感もそっくりですので(しっとりしていない、パリッとした感じ)、同じファクトリーの可能性は非常に高いと思います。
製造キャパに限りがあった頃はスタイルによって内製、外注を使い分けしてたんでしょうか。
2016.02.07 Sun 13:41
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

> 考察ありがとうございます。
> フォントも同じですし、ライニングの革の質感もそっくりですので(しっとりしていない、パリッとした感じ)、同じファクトリーの可能性は非常に高いと思います。
> 製造キャパに限りがあった頃はスタイルによって内製、外注を使い分けしてたんでしょうか。


こちらこそ貴重なコメントありがとうございます。
これは是非rossimaniaさんのご意見お伺いしたかったです^_^

そうですか、ライニングの感じも似てますか。
ますます可能性が高まりますね。
おっしゃる通り、戦後の好景気で需要が増え、外注したのではないかと。
数が少ないところをみると、Intercoとの合併以前、戦後の数年間
の可能性を考えています。
2016.02.07 Sun 17:30
Edit | Reply |  

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