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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

アメリカ旧靴 復刻プロジェクト その3 

U-wing を選んだ理由には、比較的シンプルなデザインなので再現しやすいかな、と
いうのもありました。 

スペードソールでアールデコなベンチレイテッドとか、
戦前の超美しいトゥの立ち上がりを再現したい、とかではありませんし、
ラストもオーソドックスなので。

実物サンプルがあれば意外とやってくれるのではないかと。
まあ、そんなに甘くはないでしょうけど(^^ゞ

で、訪ねたのが博多の町中にある工房P。
ここは靴やレザークラフトの材料・道具を扱う会社がやってます。

ちなみにこのお店、靴の販売形態は3種類。
レディメイド、パターンメイド、そしてカスタムメイド。
パターンメイドにないデザインは、カスタムオーダーメイドになる。

来意を告げると職人さんが来られ、20318を見せながら同じようなモノが作れるか聞く。

まず言われたのが、この細かいステッチの再現は厳しいと。
なぜなら、この幅で縫える針がない。
なるべく近づけるようにはしてみるが、それでも良ければ、と。
4連ステッチへの変更も受けてくれる、と。(実は4連ステッチの別の靴もサンプルとして持参)

とりあえずやってみなきゃ始まらない、ということで、製作を依頼。
革は国産のスコッチグレインを選択。

で、採寸。足の輪郭をトレースし、足囲い部分や厚み部分などを数か所測定。
触診されて足の特徴を。最後は裸足になり写真を撮って。
この間3,40分くらい。

ソールはレザーダブルソール。ヒールはダヴテイル仕様。
1ヵ月半後に仮合わせをして具合を確認したい、とのこと。
(ちなみにサンプル靴2足は預けました)


費用は国産既成靴の上級ライン程度。この店のカスタムオーダーのほぼ基本料金で受けてくれました。 

さて、どうなるか。
これである程度のモノができれば良いのですが(*^_^*)
この件についてはまた継続レポします。



*** 追記 ***

S屋さんのオリジナルu-wing の出し縫い部分。
(http://blog.goo.ne.jp/hito0815/e/191b203c62c20699545a9ec3c7a5efd9より)

shinanoya1.jpg

shinanoya2.jpg


Florsheim u-wing 20318

florsheim 6664



大塚さんをもってしても、機械縫いだとこの辺が限界なのかな。

いっそのことホワイトステッチあきらめるか。。。



ウィング周りの合わせ部分

shinanoya3.jpg


この部分は良い感じ。 というか素晴らしい。





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Comment

Name - tomo  

Title - 

U-wing!、そういえばeuropeanblendさん以前に状態の良いものが見つからないと仰っていましたよね。

しかしステッチの細かさを再現できないとは。。。もし再現するならば、ミシンから作り直さなければならないという事なんでしょうね。
その時代の希少な物でも、この状態の悪さじゃどうなんだろうと自分は不満を言ってましたが、こんな話を聞くと所持できている事自体、非常に幸せと思わなければならないのかもしれませんね。
2015.05.18 Mon 12:34
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

tomoさん、こんにちは(*^_^*)


> U-wing!、そういえばeuropeanblendさん以前に状態の良いものが見つからないと仰っていましたよね。
> しかしステッチの細かさを再現できないとは。。。もし再現するならば、ミシンから作り直さなければならないという事なんでしょうね。

はい。靴を見せるとまっさきにそのことを指摘されました。
でも、この辺が複雑なんですけど、ちょっと嬉しかったり(笑)

> その時代の希少な物でも、この状態の悪さじゃどうなんだろうと自分は不満を言ってましたが、こんな話を聞くと所持できている事自体、非常に幸せと思わなければならないのかもしれませんね。

あらためてビンテージ靴にこだわる理由が再確認できました。自己正当化とも言いますが(^^ゞ
あとは以前Miさんがおっしゃってた費用の問題ですね。
スペードソールなんかを再現しようとすると何十万もかかる。
それならオリジナルを根気強く探した方が安く済む、と。

u-wing のリプロダクションに関して言えば、信濃屋さんのオリジナル“Douglas MacArthur”がありますけど、あれは大塚さんに依頼したそうです。木型も有名な職人さんが作ったとか。もう売ってないと思い、問い合わせませんでしたが、信濃屋さんか大塚さんに聞いてみても良かったかな、と思っています。

私は左右で1サイズ違うんです。ですので、もともと既成靴はムリ。
そういう意味では今回、最悪でも自分サイズの靴ができるので、楽しみです(*^_^*)
2015.05.18 Mon 13:29
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Name - スニゲーター  

Title - 

4連ステッチ可とは。それは朗報ですね。
そしてU-wingと4連ステッチの靴を一緒に預けられるとは、流石ですね。持っている方の強みです!
写真を渡して、写っていないタンをギザギザではなくまっさらにされてショックだったなんて経験があるのですが、あのとき現物さえあったらなあ(笑)
2015.05.18 Mon 16:50
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Name - tomojin329  

Title - 

お久し振りです。
凄く興味のある企画です(^^)

ステッチはやっぱり難しいんですね・・・
あと気になるのはラストの違いがどう雰囲気に影響を与えるか?でしょうか・・・
かといってオリジナルの木型を作ろうとしたら値段が跳ね上がりますし(/ω\)

完成を楽しみにしております。
2015.05.18 Mon 16:54
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Name - tomo  

Title - 

再度のコメント失礼します。
物凄いわかりやすいですね、この出し縫いの違い!フローシャイム、アメリカ旧靴が如何に凄かったのか、これとても説得力があります。europeanblendさんが細かなホワイトステッチに拘るお気持ちが良く分かりますね。
2015.05.18 Mon 17:50
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Name - なおけんた  

Title - 

う~ん、ステッチが一番のネックとは・・・・

比べてみないとわかりませんが、5/20をもって廃業する三交製靴のラギッドシューズはステッチがなかなか細かいですね。
私のペッカリーモデルは、4連ステッチです。
のせモカタイプもモカ部分に3連ステッチ。
針もミシンもあるところにはあるんでしょうね。

でも、こういうことを割と普通にやっていた往年のアメリカ靴業界、恐るべしと言わざるを得ませんね。
失われた技術・・・・まさに古靴を買う意味がありますね(鼻息荒く言いたい)。

しかし、福岡の「P」、良心的ですね。
出来上がりが楽しみです。(自分の靴じゃないのに)
2015.05.18 Mon 18:11
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、こんばんは。

> 4連ステッチ可とは。それは朗報ですね。
> そしてU-wingと4連ステッチの靴を一緒に預けられるとは、流石ですね。持っている方の強みです!

本当はS-1414を持っていければ良かったのですが。あいにく持っていませんので(^^ゞ
4連ステッチはあっさりとOKが出ました。この部分は問題ないのかもしれません。

> 写真を渡して、写っていないタンをギザギザではなくまっさらにされてショックだったなんて経験があるのですが、あのとき現物さえあったらなあ(笑)

この辺がおっしゃってたディレクションの重要性の一つでしょうか。
私が見落としていた部分です。お教えいただき助かりました(*^_^*)

思いだしたのですが、家を建てるとき、よく家人が大工さんたちに差し入れをしていました。
で、ここに棚があったらいいな、とか、ちょっとしたお願いをしてました。
こういうの大事なんですね。モノ作りは信頼関係もありますから。

次は1ヵ月半後ですが、またここでご報告できたらと思います。
2015.05.18 Mon 23:20
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

tomojin329さん、こんばんは。

> ステッチはやっぱり難しいんですね・・・
> あと気になるのはラストの違いがどう雰囲気に影響を与えるか?でしょうか・・・

やはりウェルト部分のステッチ幅が問題のようです。
スニゲーターさんもおっしゃってたように、フォルムが今風になる危険性もあります。
やはり大人しくオリジナルを張ってる方が良いかもしれません(^^ゞ

> かといってオリジナルの木型を作ろうとしたら値段が跳ね上がりますし(/ω\)

フルハンドのビスポークともなれば、最低でも20万は覚悟しなければなりませんので、なかなか(^^ゞ
究極の方法としては、靴教室に通って自分でチャレンジするとか(笑) 
私は無類の不器用なので絶対無理ですが((+_+))

> 完成を楽しみにしております。

ありがとうございます。
最初なので、まあまあのモノができればと思っています。

またご報告させて頂きます。
2015.05.18 Mon 23:30
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

tomoさん、こんばんは。

> 物凄いわかりやすいですね、この出し縫いの違い!フローシャイム、アメリカ旧靴が如何に凄かったのか、これとても説得力があります。europeanblendさんが細かなホワイトステッチに拘るお気持ちが良く分かりますね。

特にホワイトステッチで平目付けだと、この部分目立ちますから厳しいですね。

50sのWeyenberg や Allen なんかは量産靴とは思えない細かさで、あらためてエラかったんだな、と。

結構集めて来たので、この辺自分にとっては感動が薄まっていましたが、再び惚れ直しました(^^ゞ

♪何でもないようなことが 幸せだったと思う  という感じでしょうか(笑)
2015.05.18 Mon 23:42
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、こんばんは。

特に出し縫い部分がいちばんのネックのようです。
今だと、はやりフルハンドで細かくやってもらって、何とかという感じなのでしょうか。

> でも、こういうことを割と普通にやっていた往年のアメリカ靴業界、恐るべしと言わざるを得ませんね。
> 失われた技術・・・・まさに古靴を買う意味がありますね(鼻息荒く言いたい)。

糸の違いとかもあるのかな、と。
昔に比べて合繊とかで強度が上がって、細かいステッチにしなくても良くなった、とか。
作業効率も上がるでしょうし。 素人考えですが(^^ゞ


> しかし、福岡の「P」、良心的ですね。
> 出来上がりが楽しみです。(自分の靴じゃないのに)

まだブログに出すことを言ってないので、伏せてますが(伏せてないって?)
仮合わせの際に了承を得てきます。
その時にその様子も撮れたら、と思っています。

しかし、思った以上に良心的な価格設定で驚きました。
浮いたお金で例の「C店」へ潜入しても良いかも(^^ゞ
2015.05.18 Mon 23:59
Edit | Reply |  

Name - スニゲーター  

Title - 

そうです。伝え方が甘い部分は細かく現代風にされます(笑)
ビンテージのウェルトのステッチはもの凄いレベルらしいですから、オールソールもできるかはかなり怪しいらしいですね。
しかも外側ギリギリだとか、細かいものとか、そういう魅力的なもの程断られる傾向に・・・。悲しい。
やはり底が減らないよう数持てって事でしょうか。なんだか収集が正当化されますね(笑)
2015.05.19 Tue 00:30
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、こんにちは(*^_^*)

> そうです。伝え方が甘い部分は細かく現代風にされます(笑)


信濃屋さんのもどこどなく現代風に見えます。
http://blog.goo.ne.jp/hito0815/e/74236794b21296a488d110fcc8683782

オーダーの木型って、フローシャイムのような汎用木型に比べて攻めている場合が多いので、どうしてもそうなるんでしょうね。モノは考えようですが、世界で一つしかない靴ができるので、それはそれでアリかな、と。


> ビンテージのウェルトのステッチはもの凄いレベルらしいですから、オールソールもできるかはかなり怪しいらしいですね。
> しかも外側ギリギリだとか、細かいものとか、そういう魅力的なもの程断られる傾向に・・・。悲しい。
> やはり底が減らないよう数持てって事でしょうか。なんだか収集が正当化されますね(笑)

私はビンテージ靴をそこまで履きこんだことがないので、考えてませんでしたが、確かにこれは深刻な問題ですね。ゴムを貼るとか、そういう防御的な対処法になるでしょうか。
あとはおっしゃるように数を増やす(^^ゞ 家族の冷たい目とどう戦うか(笑)
2015.05.19 Tue 12:28
Edit | Reply |  

Name - なおけんた  

Title - 

こんばんは。

tomojin329さんの「THE VIKING」の記事を見て、このシリーズにかなり魅せられています。
特にeuropeanblendさんがお持ちの「S-1311」が気になって仕方ありません。
というか、以前画像を見たときにも衝撃的だったんですが、tomojinさんの記事を見て、「ああ、俺はこの靴が大好きだったんだ」ということに改めて気づきました。

でもまず市場には出てこないでしょう。

そしてeuropeanblendさんのプロジェクトの記事を読んで・・・・、

今、

「ないならば俺も作ってみようか」という気持ちが湧きあがってきています。

九州で作ってみようか・・・・・と。

europeanblendさんの画像も含めて、資料はできるだけ集めてみますが、
機が熟したら挑戦してみようかな?

問題は、甲の高い私の足なんですけどね。
Pでするか、C店でするか・・・・・・

考え中です。
あ、あと経済的な問題もクリアしないといけませんね。
2015.05.19 Tue 19:51
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、こんばんは。

> tomojin329さんの「THE VIKING」の記事を見て、このシリーズにかなり魅せられています。
> 特にeuropeanblendさんがお持ちの「S-1311」が気になって仕方ありません。

> でもまず市場には出てこないでしょう。

あの記事は私たちの物欲をビンビンに煽りますね(笑)
デッドはともかく、ユーズドなら出てくる可能性はあると思います。
ただ不思議と欲しい時に限って出てこないんですよね(旧靴あるあるですが)。

> 「ないならば俺も作ってみようか」という気持ちが湧きあがってきています。
> 九州で作ってみようか・・・・・と。
> europeanblendさんの画像も含めて、資料はできるだけ集めてみますが、
> 機が熟したら挑戦してみようかな?


S-1311などに関して言えば、デザイン的にはそんなに難しくないと思うんです。
問題はあの革「ブレバーン・グレイン」かと。

もし必要なら、協力は惜しみませんので、なんなりとお申し付け下さい(*^_^*)
実物をお貸ししますよ。

私も本当は別のメーカーの50sを再現したかったんですが、ちょっと厳しそうだったので
まずは比較的簡単そうなこのデザインにしました。

なにはともあれ、このu-wingの出来栄え次第で私もお勧めできるか判断したいと思います。

2015.05.20 Wed 00:23
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Name - スニゲーター  

Title - 

そういえば博多なのですね。博多といえば、地元の店がオーダー靴を頼む店がある場所じゃないですか。
ストームラインという店でしたら、
http://hapstore.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-44b4.html
こういう仕事をやってくれます。
私はまだ利用した事がありませんが、50sに理解のあるところのはずなので、もしかすると良い形になるかもしれません。
2015.05.20 Wed 01:00
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、こんばんは。

> そういえば博多なのですね。博多といえば、地元の店がオーダー靴を頼む店がある場所じゃないですか。
> ストームラインという店でしたら、
> http://hapstore.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-44b4.html
> こういう仕事をやってくれます。
> 私はまだ利用した事がありませんが、50sに理解のあるところのはずなので、もしかすると良い形になるかもしれません。


ここは知りませんでした(^^ゞ
ダブルコバ、良いですね。

ここのホームページつながらないのですが、探してみます。

熊本でもひとつ見つけたのですが、まだまだ知らない店があるかもしれないですね。

情報、ありがとうございます!(*^_^*)

2015.05.20 Wed 02:30
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Name - なおけんた  

Title - 

ストームラインという店については,これを見ると住所が載ってます。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1056819&id=10346592

古いデータですけど。
2015.05.20 Wed 07:40
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、スニゲーターさん、

ストリームライン、そういえば思い出しました。
確か薬院に地元で有名なロカビリーバンドの人がやってる店がありました。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=332344&id=20488071

2007年に閉店していますが、その後、どなたかが名跡を継いで別の場所に移ったようです。
そちらも辿ったのですが、たぶんそこももうないような。。。

基本的にロカビリー関連の服飾雑貨のショップだったので、靴やブーツはサンプル持ち込んで
福岡の工房に外注していたと思われます。

ちなみに、おそらくシューティーの常連さんだったと思います。
当時シューティーさんには50sフラップシューズやらダブルコバのロカビリーな靴のデッドが
ゴロゴロしてたそうですから。

となると、依頼先はやはり「P」かな、と。
ちょっと今度確認してみます。

お二方とも、情報ありがとうございます!

2015.05.20 Wed 13:37
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Name - スニゲーター  

Title - 

お店は完全に閉店していたんですね。それは失礼しました。
ただ作り事態はまだ行っているそうです。
もし必要でしたらこちらで連絡先を聞けますよ。
2015.05.20 Wed 15:31
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、こんばんは。

> もし必要でしたらこちらで連絡先を聞けますよ。

それは可能でしたら是非お願いします。
おヒマな時で構いませんので。
ご親切にありがとうございます。
2015.05.20 Wed 22:31
Edit | Reply |  

Name - スニゲーター  

Title - 

了解しました。時間があるときに尋ねてみます。
2015.05.22 Fri 00:46
Edit | Reply |  

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