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Crisanti's Shoes Semi Brogue 50s (by Alden)

ニュージャージー州クランフォードの Crisanti Shoes という矯正靴店のセミブローグ。
デッドストックで、50年代後半のものと思われます。

お好きな方は、一目でオールデン製とお分かりになるかと。



品番576 のオールドナンバー、Arch Cushion ヒール、グリーンのインナーファブリック、
そしてこのモディファイドラスト。

63年に完成した(と言われる)現在のモディファイドよりも、やや内側が鋭角にえぐれております。
名付けてアーリー・モディファイド。

古い時代のモディファイドにもいろいろあって、中には極端にカーブしてる「スーパーモディファイド」
もあったりします。

言わずもがなですが、革質・作りとも50sオールデンは格別。
オールデンは古き良きアメリカ靴を今に伝える希少なメーカーで、現在でも十分良質なクオリティを
保っていますが、それでもこういうのを見ると、昔はもっと良かったんだな、と。。。

正直、このブログで旧いオールデンの記事を書くたび、ちょっと虚しさというか、敗北感みたいなの
を感じるんです。
もともと、私が旧いアメリカ靴に興味を持ったのはオールデンからではありますが、次第に
「オールデン以外で何か良いアメリカ靴はないか?」ということで、ビンテージアメリカ靴の世界に
文字通り足を踏み入れていきました。
で、結局行き着く先がビンテージオールデンでは、とてもつまらない(^^;

多分、ビンテージ英国靴がいちばん素晴らしいのだろうけど、一応最初にアメリカ靴縛りを自分に
かけたものだから、そっちに行くのも何かちょっと。。。

そちらはどなたかにお任せして、今後も旧アメリカ靴で勝ち目のない戦いに挑んでいこうかと思っております。
とはいえ、時折浮気はしますが(笑

ちなみにこんな感じの旧いオールデンのデッド、神戸のネストさんと、福岡のシューティーさんが良く
仕入れてこられます。この2店は要チェックです。知識も確かですし。
Name - なおけんた
Title -
Aldenのモディファイドラストは時代によって変化しているんですね。
また、別注をかけたみせによっても違いがありますね。
私がShoetyさんで買ったRXー12というモデル(「EEZEE'S」という店の別注)は、日本で展開されているものより明らかに大きいサイズ感です。日本のモデルもラコタの別注かもしれませんが。
いろいろなモディファイドのモデルがあり、いろいろな発見があるというのも、Aldenの魅力でしょうね。