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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

Florsheim Cap Toe (S-1311) 

IMGP6206.jpg


Florsheim のキャップトゥ。
品番S-1311。デッドストックで50s初期のものと思われます。


46florsheimshoes.jpg


これは1946年の同モデルと思われるアド。


florsheims1311.jpg


こっちは1950年1月の Life Magazine に掲載された広告。



florsheims1311-2.jpg


The Vikingシリーズのワンモデルだと分かります。
また、“Braeburn grain” とあります。


IMGP6189.jpg


“Braeburn”とは、当時発見されたリンゴの一種。
この革のネーミングは、このリンゴの濃い赤色にあやかったものかと。


IMGP6185.jpg



ギザギザのあるキャップ部分+サイドのストンと落ちた切り返し、の特徴的な
意匠はこの時期によく見られ、他社でも似たようなものを目にします。


1462.jpg


これは Freeman。1951年のアド。




wright.jpg


以前紹介した 70s Wright のペアもほぼ同じデザイン。

この Wright もカスタムグレードだけあって、70sにしては良くできているの
ですが、さすがに50sフローシャイムとでは「相手が悪すぎる」ような。


IMGP6186_2014071914171389b.jpg


いちばんの違いは、やはり革質。
厚みがあって、ギュッと目が詰まった印象。


IMGP6197.jpg

あらゆるスティッチがダブルダブル。


IMGP6192.jpg


ウェルト部分。2トーンになっています。


IMGP6190.jpg

ダブルソール。

このフローシャイム、お店のデッドストックではなく、個人宅から出てきた
もののようです。エステートセールってやつですね。
ツリーも当時物と思われます。

IMGP6201.jpg


残念ながら箱はなし。
その代わり、シューバッグに入ってました。


IMGP6202.jpg


箱付きでも包装紙にくるまれていなければ、革がガビガビだったりします。
経験上、ボロボロの紙にでも包まれているほうが、状態がよいものが多いかと。
当たり前ですが、こういうの大事なんですね。

IMGP6204_20140719135959e4d.jpg


それにしても、やや上級とはいえ、フローシャイムは大衆靴だったワケですし、
レギュラーラインでもこうですから、やはり50年代は格別です。


IMGP6199.jpg


どっかに50年代タイムトラベルツアー、ないでしょうかね(^^;


Comment

Name - 電池  

Title - 

お久しぶりです。

いいですねー。私もこの手のデザインのフローシャイムが欲しいです。キャップ部分が魅力的ですね。使用に伴い深みのある赤茶色になりそうですね。

ところで紙に包まれていたほうが状態はいいのですね。私もデッドストックなど履きおろし予定のないものもあるのですが、オススメの保存方法など教えていただけないでしょうか。
2014.07.19 Sat 15:22
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Name - なおけんた  

Title - 

すごい存在感ですね。
革といい,ステッチといい,別格です。

私が一番印象深く感じたのは,キャップのピンキングです。
断面が斜めにカットされているように見えますが…
真上から見ても断面が見えていますね。
しかも革が分厚いので,キャップのエッジにアクセントをつけた格好になっています。

赤茶色は私の50sに共通すると思いますが,当時のはやりでしょうかね。
こういう靴は今出たら人気出るんじゃないでしょうか。
もちろん,今は原材料が劣っていますから,同じものは逆立ちしたって作れませんが…
2014.07.19 Sat 15:27
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Name - tomo  

Title - 

こんにちは。

いやはやもう言葉が出ないぐらい良いですね。リンゴ、まさにこの鮮やかな色は、そのものですね。Wrightのペアも凄すぎるステッチワークでしたが、このフローシャイムはそれ以上に感じます。現代で高級靴と言われる靴を超えてますね。

いや本当に良い物を見せて頂きました。
2014.07.19 Sat 15:41
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

電池さん、こんにちは。

> いいですねー。私もこの手のデザインのフローシャイムが欲しいです。キャップ部分が魅力的ですね。使用に伴い深みのある赤茶色になりそうですね。

奇跡的にジャストサイズですし、経年変化を見てみたい革ではあるのですが、
これも永久ストックしそうです(^^;


> ところで紙に包まれていたほうが状態はいいのですね。私もデッドストックなど履きおろし予定のないものもあるのですが、オススメの保存方法など教えていただけないでしょうか。

いくつかのショップの店長さんから仕入れの際の話を伺ったのですが、
薄い紙であっても包まれている方が状態が良いそうです。
やはり湿気が大敵なんでしょうね。革も守られるみたいですし。

私は紙にくるんで、箱に入れ、のりの乾燥剤を入れています。
大事なものはなるべく空調の効いた部屋に保管するようにしています。
スニーカー類はラップにくるんで保管。
本当は物置にエアコン付けたいんですが(^^;
2014.07.19 Sat 15:48
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、こんにちは。

> 私が一番印象深く感じたのは,キャップのピンキングです。
> 断面が斜めにカットされているように見えますが…
> 真上から見ても断面が見えていますね。
> しかも革が分厚いので,キャップのエッジにアクセントをつけた格好になっています。

さすが、よく見ておられますね(^_^)
そう、手前から奥に向かってわずかに斜めにカットされてます。
元も革が分厚いのもあいまって、立体的に見えます。

> 赤茶色は私の50sに共通すると思いますが,当時のはやりでしょうかね。
> こういう靴は今出たら人気出るんじゃないでしょうか。
> もちろん,今は原材料が劣っていますから,同じものは逆立ちしたって作れませんが…

まったくもってその通りだと思います。
IT製品が未来から買い物したいですけど、服飾品は過去へ行って買いたいです。
昨日ひさびさに地元デパートに行ってEGやらロブやら見てきましたけど、
負け惜しみじゃなく、「なるほど」くらいの感想でした。
とはいえ、ロブも欲しいんですが(´-`)
2014.07.19 Sat 16:05
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

Tomoさん、こんにちは。

> いやはやもう言葉が出ないぐらい良いですね。リンゴ、まさにこの鮮やかな色は、そのものですね。Wrightのペアも凄すぎるステッチワークでしたが、このフローシャイムはそれ以上に感じます。現代で高級靴と言われる靴を超えてますね。

WrightのCustom Grade も良いのですが、やはり20年の差は大きかったようです。

こういうの見ると、本当に現代に生きる私たちが幸せなのか、ちょっと疑問に思えてきます。
確かにエアコンあるし、電気自動車も掃除ロボットもスマートフォンもありますが、
こういう基本的なものが退化しているような気がしてなりません。
残念なことです。




2014.07.19 Sat 16:12
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Name - tomojin329  

Title - 

5枚目の写真ヤバいです・・・
この角度大好きです♪
こうした赤いシボ革のペアは大好きですが中々顔を出してくれないですね・・・

>大事なものはなるべく空調の効いた部屋に保管するようにしています。

現在は靴棚に保管しているので、念のため毎日空気を入れ替えています💦
ですので、自分の部屋を靴の為の部屋にしようか迷ってます(笑)
2014.07.19 Sat 19:24
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Name - Tim  

Title - 

europeanblendさん、こんにちは。
ため息が出るような素晴らしい作りですよね。
FlorsheimはInternational Shoe Companyに1952年か53年に買収されたそうなので、その前のものになるんですね。
やっぱりそこは大きな節目と言えるかもしれませんね。

一つお聞きしたいのですが、
http://en.wikipedia.org/wiki/Heritage_Home_Group
こちらを見ると、
"Major acquisitions included high-end shoe maker Florsheim in 1952"
とあります。
彼らのことですから根拠もなしにhigh-end shoe makerと言っているだけなのかもしれませんし、Florsheim以外のブランドでも40~50年代の作りが本当に素晴らしいものがたくさんありますから、たしかに大衆靴だけれども凄かっただけなのかもしれません。

買収前にはhigh-end shoe makerだったなんていうのは幻想でしょうか?(^_^;

大衆靴ながら高品質で知られるメーカーであったが、その「高品質」の度合いが尋常じゃなかった、という感じでしょうかね・・・?
40年代のFlorsheimはどんなポジションだったのでしょうか。
ご意見を伺えれば幸いです。。


ちなみに
http://en.wikipedia.org/wiki/Florsheim_Shoes
こちらでは1953年買収とありますね
2014.07.19 Sat 19:47
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

Timさん、こんばんは。

こういう話、大好きです(^_^)
例えば1950年のアドでは、JARMAN $9.95-$14.95 に対し、Florsheim $15.95ー
とあります。ちなみにFlorsheim のスターターラインのWorthmoreは$10くらい。

JARMANも十分有名ブランドですから、その1.5倍のFlorsheimは高級靴かと。
ただ、今の私たちから見て、10万超の高級靴とかではなかったはずです。


ですので、私の見解としては、カスタムメイドなんかを例外とすれば、

> 大衆靴ながら高品質で知られるメーカーであったが、その「高品質」の度合いが尋常じゃなかった、という感じでしょうかね・・・?

というご意見に近いと思います。
正に今の感覚からすると「尋常」じゃない手の込みようです。
当時はそれが普通だったんでしょうね。

ちなみに50s当時の安物靴も多数保有していますが(^^;
こんなものでも革だけは凄いですし、作りもそれなりに丁寧です。

Florsheim の歴史については、ご存知かもしれませんが、このBowmanさんの文章が
参考になるかと。なかなか面白いですよ。

http://www.chilit.org/Papers%20by%20author/Bowman%20--%20Florsheim.htm
2014.07.19 Sat 21:55
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

tomojin329 さん、こんばんは。

> 5枚目の写真ヤバいです・・・
> この角度大好きです♪
> こうした赤いシボ革のペアは大好きですが中々顔を出してくれないですね・・・

女性も靴も斜め45度からのショットが美しく見えますね(^_^)
あのS1240はため息です。あんなの2度と作らないでしょうから。

> 現在は靴棚に保管しているので、念のため毎日空気を入れ替えています💦
> ですので、自分の部屋を靴の為の部屋にしようか迷ってます(笑)

私の部屋は靴屋さんのニオイがします(笑)
なので、靴屋さんに行くと眠たくなるんですよ、自分の部屋に帰ったみたいで(^^;
2014.07.19 Sat 21:59
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Name - 電池  

Title - 

コメントありがとうございます。

保存方法ありがとうございます。湿気が溜まるとカビ等生える可能性もでてくるので納得です。紙で包み、シューツリーをして対策しようと思います。ところで湿気と乾燥どちらの方が悪影響なんでしょうか?2つともほどほどがよいのでしょうか…
2014.07.19 Sat 22:08
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

電池さん

> 保存方法ありがとうございます。湿気が溜まるとカビ等生える可能性もでてくるので納得です。紙で包み、シューツリーをして対策しようと思います。ところで湿気と乾燥どちらの方が悪影響なんでしょうか?2つともほどほどがよいのでしょうか…

日本は多湿ですから、湿気対策がより重要かと思います。
もちろん乾燥させ過ぎもいけませんが、そんな環境、日本ではまずないでしょうし。。。

今の時期は特に気を使いますよね。
2014.07.19 Sat 22:54
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Name - Shoesadict  

Title - 

おはようございます。
S1311良いですね。
私も探し続けているモデルですが、usedでもマイサイズは出てきません。
古靴好き、Florsheim好きなら喉から手が出る程欲しくてたまらないペアですよね。
それをデッドとは。。。

S1311が見つからないので、代わりに下記URLのペアを購入したのですが、サイドの切り返し具合に満足できませんでした(><)

http://ameblo.jp/shoesadict/entry-11757979036.html

不謹慎ではありますが、手の届く価格で状態の良いもの入手するには、やはりエステートセール絡みに期待するしかありませんね(汗)
2014.07.20 Sun 06:28
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

Shoesadictさん、こんにちは。

> S1311良いですね。
> 私も探し続けているモデルですが、usedでもマイサイズは出てきません。
> 古靴好き、Florsheim好きなら喉から手が出る程欲しくてたまらないペアですよね。
> それをデッドとは。。。

これは4年ほど前に購入したものです。
この当時はまだ箱付きデッドにこだわってたので、レアなユーズドはほとんどスルー
していました。この靴を見るたび、そっちの方を思い出して後悔しています(^^;


> S1311が見つからないので、代わりに下記URLのペアを購入したのですが、サイドの切り返し具合に満足できませんでした(><)
> http://ameblo.jp/shoesadict/entry-11757979036.html

これ、いいなあ、と思って拝見していました(^_^)
超初期RIをコンプされたshoesadictさんですから、必ずチャンスありますよ。

もうそろそろコレクターたちも高齢化で、整理を始める頃でしょうから。
2014.07.20 Sun 12:15
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Name - Tim  

Title - 

europeanblend さん
すごいページのご紹介をありがとうございます。
ちゃんと読んでからお返事しようと思っていたのですが、すごく先になりそうだったので(笑)、とりあえず拾い読みしました。
今後もことあるごとに参照したいと思います。

とにかく各時代を通して大変な生産量だったんですね。
今日本で我々が気軽に買えるくらい出回っているのも分かるような気がします。
60年代あたりは、日本で買うと大卒初任給並に高かったといわれていますが、1ドル360円で、しかも当時の品質を考えたら、さもありなんという感じなのかもしれませんね。
1ドルが360円→100円になったことも考慮に入れると、europeanblend さんのご指摘される価格に近いかも?
2014.07.22 Tue 14:47
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Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

Timさん、こんにちは。

> すごいページのご紹介をありがとうございます。
> ちゃんと読んでからお返事しようと思っていたのですが、すごく先になりそうだったので(笑)、とりあえず拾い読みしました。

いえいえ、どういたしまして(^_^)
実はあのページ、翻訳してここで紹介しようかと思ったのですが、
まあ、著作権なんかもありますし...。ご参照ください。

> 60年代あたりは、日本で買うと大卒初任給並に高かったといわれていますが、1ドル360円で、しかも当時の品質を考えたら、さもありなんという感じなのかもしれませんね。
> 1ドルが360円→100円になったことも考慮に入れると、europeanblend さんのご指摘される価格に近いかも?

そうですね、確かに当時の経済格差を考えると、日本人にとっては高価だったでしょうね。
海外駐在員くらいしか買えなかったのでは、と思います。

70年代でも、クイズ番組の優勝賞品がハワイ旅行でスゴイ、と思っていましたから。
私がアメリカ留学してた当時、プラザ合意があって円高が急激に進行したのですが、
180円くらいで超円高だ、日本はどうなるんだ、なんて言われてました。
それが今や100円ですからね。昔日の感があります。

2014.07.22 Tue 21:39
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