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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

J.W. Carter V-tip Blucher 

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J.W.Carter のV-Tip。

デッドストックで、新しくても50s前半までのものと推定しています。


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アッパー素材は、おそらくカンガルー。

これは同社が得意としていたもので、カンガルーをフィーチャーした
宣伝用コインやサインボードなどをよく目にします。


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オーストラリアのカンガルー産業は、保冷技術などの進歩により
1950年代に輸出を増加させますが、70年代に動物保護などの観点から
輸出がストップ。80年代になって輸出が再開された、とのこと。

(出典:農畜産業振興団2001年9月「畜産の情報(海外編)―豪州カンガルー産業の概要―」より抄出)


この輸出が停止していた70年代にスニーカーが普及し始めたため、80年代になって
カンガルー革の輸出が解禁されても、この靴のような「ドレスコンフォート」的な
カンガルー革の靴は居場所がなくなった、ということなのでしょう。

もっとも、日本に限って(?)は例の5cmアップ!とかのスリッポンとかには使われていますが。

それはさておき。


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繰り返しになりますが、J.W. Carter Shoe Co はテネシー州ナッシュビルにあった会社。

ここからJarman(→General Shoe Co→Genesco)が枝分かれしていきました。
本体は67年にラングラーに買収され、そのブーツ部門になっています。


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これも繰り返しになりますが、このJ.W.Carter というブランド、個人的に偏愛しています。

JOHN LOBB のフィリップと Carter の40sデッド どっちかタダでやるから選べ、と
言われたら、迷わずCarter を選ぶくらい(#^.^#)  たぶん。


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いちばん気に入ってる点は、何とも言えない愛嬌があるところ。

ウェルト部分のステッチ幅は不揃いですし、作りも正直ちゃちいんですが、
何故か心惹かれるものがあるのです。


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この部分の三角ステッチとか。


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ここの2重ステッチとか。


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このクラフト感あふれるVチップの形状とか。

こんなヘタウマな靴、狙って作れるものではない、というか。(#^.^#)

あまり多くの人の支持は得られないでしょうが、たぶん日本に5人くらいは
Carter’s ファンいるのではないでしょうか。



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