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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

SHAW の6インチサービスブーツ 

アメリカ製ブーツ祭り サードシーズン第8回。


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M.T.SHAW というオールドブランドの6インチブーツ。
デッドストックで、72年製。


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SHAWのサービスシューズ・カテゴリーのもの。

このメーカーの靴には“LOYD”とか“MORRIS”などと
いう洒落たモデル名が与えられていて、このブーツは
‘DIXIE’と名付けられています。




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78年の同社のカタログより。
ここには‘DIXIE’は見当たりませんが、左上の“OSCAR”
に近いかと。



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こういう感じのキッドスキンのコンフォートブーツも作って
いました。



M.T. Shaw Shoe Company はミシガン州Coldwaterに
あったシューメーカー。


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もともとこの地で1897年に創業したTappen Shoe
Company(後にHoosier Shoe Companyと改称)を
M.T. Shaw 氏が1927年に買収してスタート。


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シェアも知名度もそこそこあったそうで、特に60年代~
70年代にかけては割と人気があったようです。

結構、時代の流れに柔軟に対応したメーカーで、正統的な
ドレスシューズからカジュアルシューズ、サービスシューズ、
コンフォートシューズ、果てはウェスタンブーツに至るまで
あらゆるジャンルの靴を手掛けていました。



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その一方で“Outdoor Life”や“Sports Illustrated”、
“Popular Science”などの専門誌に広告を出稿、それぞれ
の読者層の関心に沿うモデルを掲載していました。



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この当時の靴メーカーとしては、かなり先進的な経営戦略
を持っていたと思うのですが、それでもスニーカーや海外製
の安い靴の流入には勝てなかったようで、80年代に倒産
しています。

Shaw が人気のあった理由は、時代を読んだデザインの
靴を幅広く展開したことと、コストパフォーマンスに優れて
いたことではないかと思います。


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このブーツも、柔らかいアッパー、弾力性のある中敷き、
スチールシャンク、総ピッグスキン張りのインナーに
クッションソールと、なかなか凝ったつくり。


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ウィズやサイズも細かくオーダーできたようで、実に
至れり尽くせり。


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ユーザー本位の良いメーカーだったと思うのですが、経営
って難しいんですね。


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