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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

Ranger のホースハイドブーツ 

「アメリカ製ブーツ祭り セカンドシーズン」第3回。
今回はこれ。


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Ranger by Endicott Johnson の8インチハイトブーツ。
デッドストックで、60s初期あたりのものと思われます。


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素材はホースハイド(たぶん)。
E-J社の馬革は初めてですが、さすがに自社タンナーを
持っていただけあって、革の重厚感はなかなかのもの。

以前書いた70s Carolina のホースハイドより圧倒的に
良いです。


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ソールはコルク。これも厚みがあってしっかりしてます。
まさに Heavy Duty という感じで、作業靴=安物ではなく、
作業靴だからこそ、ハードな扱いに耐えうるように、
しっかり作られていたことが窺えます。


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これらは共に60s前半から中頃にかけてのRanger の広告。
値段的には別に高級でもなんでもなく、普及品だった
ことが分かります。


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ただし、この頃すでにE-J社の経営は傾き始めていたようで、
60年代末期には自社タナリーが閉鎖されています。

このことを裏付けるように、70s以降のE-J社の靴はやはり
クオリティが落ちてしまっているように思います。


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E-J社のようなアメリカの大手靴メーカーの凋落の原因は
いろいろあると思いますが、やはりスニーカーや外国製の
安い靴の大量流入が大きかったようです。

特にワークブーツなどは、これらと競合する分野なので、
どんどんローコスト化が進んでクオリティが落ちていった
んでしょうね。

まさにグレシャムの法則そのまま、ということでしょうか。



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シェルコードバンと違って、ホースハイドは単なる馬革
なので、本来なら何と言うこともない素材なのですが、
さすがにこの時代のものは良いですね。

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