http://analyzer.fc2.com/ -->

N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

ドクターの実力を見よ。 COPEG Punched Cap Toe (50s Deadstock) 


足の専門医がプロデュースした靴ブランドにはよくDr.(ドクター)名が付く。
最も有名なモノはおそらくDr.マーチン。(マーチン先生は少し違うようですけど)
ただ、アメリカ旧靴マニアの世界ではDr.ショールではないかと。


「フットケア専門ブランドのドクター・ショールは、1904年、米国人医師ウィリアム・ショールにより、医学的な知識と数多くの臨床的経験をもとに1904年に創立されました。
製品の第1号は、土踏まずをサポートして足の疲れを軽減する「フレキソフォーム」。その発売から100余年、フットケア専門ブランドとして製品開発を続け、現在ではヨーロッパをはじめとする世界の100カ国以上の国々で愛用されています。」
http://drscholl.jp/about/より引用


今はフットケア用品がメインのようですが、まだ靴も作ってるようですね。


YoungDrScholl2.png
このシャツの襟型、カッコいいな。。。
本国サイトにはもう少し詳しく書いてありますね。


こういう整形靴ルーツのアメリカ靴ブランドは結構あって、Dr.Lockeもそうだし、
もちろんAlden,WAP やFSPもそう。
この辺の履き心地の良さから、アメリカ旧靴の世界へ入られた方もいらっしゃるかと。

キッドスキンマニアの私からすると、こういうコンフォート系の旧靴には昔の良質な子ヤギ革が
使われていることが多く、その辺もとっても魅力。

さて、本日の靴はこちら。


copegnos4.jpg


内羽根、7アイレットのPunched Cap Toe。
たいへんクラシカルな形をしています。
30sのNunn Bushカタログに似たようなモデルが多く記載されてますね。


特筆すべきは、もちろんこのアウトソール。


copegnos5.jpg


53本打たれた木釘に、グラマラスかつ立体的。


copegnos.jpg


スペードというかべベルトというか、かなり鋭角になってて、くびれもセクシー。




そして、革も絶品。


copegnos2.jpg


カーフだと思いますが、すごく柔らかくて肌理も細やか。
たぶん今となってはこのレベルは「幻」に近いのでは。

80s付近まで、Copegのドレスシューズみかけますが、これはおそらく50s頃のモノと推定。


copegnos6.jpg


ヒールがその時代に多く見られる B.F.GoodrichのVogueだし、ロゴが“Copeg”のみ。
内部数字もシンプル(一般的に文字が少ないほど旧い傾向)。

copeg-71430543.jpg
http://www.trademarkia.com/copeg-71430543.html

Serial Number: 71430543
Filing Date: 4/9/1940
Registration Number: 0380689
Registration Date: 8/27/1940
First Use Anywhere: 3/1/1934
First Use In Commerce: 3/1/1934



実はこの靴、先日の倉庫整理で発掘(^^ゞ
購入記録を調べたら、4年ほど前に29ドル。。。
こんな安かった頃の記憶があるから、最近高すぎのように感じちゃいます(^^ゞ



copeg1960.jpg


このVチップ(アルゴンキン)ずっと探してるんですよね。
別に70s80sモノで十分なんですが。できればデッドを30ドルくらいで(^^ゞ


copegnos8.jpg





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Comment

Name - なおけんた  

Title - 

Dr.ショールのCOPEG、以前はヤフオクでデッドが安く出てたんですよね。
ソールの木釘が魅力的で、しかもマイサイズ。
ソールフェチの私が何で手を出さなかったのか、今でも悔いが残ります。
雰囲気からして、50s,60sではなかったかもしれませんが、残念でなりません。
こういう整形、矯正系の古靴は、けっこう現代で認められるのが遅かったのでねらい目だったんですよねえ。
今となっては遅いですけど。
2017.04.16 Sun 15:04
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、
お風邪は大丈夫でしょうか。。。


> Dr.ショールのCOPEG、以前はヤフオクでデッドが安く出てたんですよね。
> ソールの木釘が魅力的で、しかもマイサイズ。
> ソールフェチの私が何で手を出さなかったのか、今でも悔いが残ります。
> 雰囲気からして、50s,60sではなかったかもしれませんが、残念でなりません。
> こういう整形、矯正系の古靴は、けっこう現代で認められるのが遅かったのでねらい目だったんですよねえ。
> 今となっては遅いですけど。


だいたいヒールで年代判別可能ですよね。あと、Dr Schollと入らないCOPEG単独文字は旧いかと。
ただ、COPEGに関しては年代が新しくとも十分魅力的ですね。やはりこの木釘がソソります^_^;

Dr.Schollの大量入荷は、2年前のネストさんが最後ですね。以前は「四天王ショップ」によく
入ってきて、どれも今から見れば格安でした。。。
私も当時は「旧いモノ原理主義者」だったので(^^ゞ 「いつでも買える」とスルーしてました。

「いつまでも 買えると思うな 箱付きデッド」 ですね(笑)。
2017.04.16 Sun 15:21
Edit | Reply |  

Name - スニゲーター  

Title - 

ドクターはやはりソールですね。
角の鋭さ、土踏まずの立体感、釘。ほぼ完璧な魅力です。
惜しむらくは良い時期のマイサイズが絶無なところでしょうか・・・恐ろしく縁のないところです。
しかしこいつはアッパーも格好良い。
1足、是非1足だけでも出てこないものでしょうか・・・・・・。
2017.04.17 Mon 00:52
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、

> ドクターはやはりソールですね。
> 角の鋭さ、土踏まずの立体感、釘。ほぼ完璧な魅力です。
> 惜しむらくは良い時期のマイサイズが絶無なところでしょうか・・・恐ろしく縁のないところです。
> しかしこいつはアッパーも格好良い。
> 1足、是非1足だけでも出てこないものでしょうか・・・・・・。


Copegはアメリカ旧靴のブレーク以前から愛好家の間では人気がありましたね。
値段も手ごろだったし、この凝ったつくりですから。

やはり昔の革の中には、こういう超ド級の質のモノがあるのが旧靴趣味の醍醐味ですよね。
「忘れた頃にひょっこり出てくる」というのも旧靴あるあるなので、そのうちに出会いがあると
思います^_^
2017.04.17 Mon 08:53
Edit | Reply |  

Name - クロマメ  

Title - 

この記事のせいか、古いCOPEG出てますね笑。たぶん海外の方がこのブログをウォッチされていて、それにあわせてオクに出してるのではないでしょうか(^_^.)

それにしても、この革質はたまらないですね。月並みですが、今まで見たなかでもトップクラスのカーフに見えます。このコロンとしたデザインとあいまって、とても柔らかそうな雰囲気。このレベルのカーフでオーダーメイドすると、それこそ平気で10~20万円は超えてくるんでしょうね。
2017.04.17 Mon 11:38
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

クロマメさん、

> この記事のせいか、古いCOPEG出てますね笑。たぶん海外の方がこのブログをウォッチされていて、それにあわせてオクに出してるのではないでしょうか(^_^.)


そうですか。素早い反応ですね^_^;
以前は日本の雑誌を購読してるむこうのディーラーもいたようで、そんなので日本の相場や人気動向をチェックしてたみたいです。今はネットでしょうね。グーグル翻訳ありますし。

今、面白い本読んでて、古本の話なんですが、ある地方の豪家が本を手放すときに、古本屋を複数呼んで値踏みさせる。売り手としては競争させて高く買い取らせようとするんですね。ところが古本屋同士もそれを知ってるから、「談合」する(笑)。
目の前で競争してるフリして、安く買い叩き、あとで利益折半。 

オークション形式だと、これはムリかもしれませんが、一度「相場一覧」でもでっち上げて載せると良いかも(^^ゞ


> それにしても、この革質はたまらないですね。月並みですが、今まで見たなかでもトップクラスのカーフに見えます。このコロンとしたデザインとあいまって、とても柔らかそうな雰囲気。このレベルのカーフでオーダーメイドすると、それこそ平気で10~20万円は超えてくるんでしょうね。


手持ちの中で最上級のモノはPEALなんですが、それとはまた別方向の良質さが感じられます。
ハントダービーのロシアンカーフもなかなかなんですか、やはりこういうのは旧靴ならでは、と。。。

それとは別の話ですが、最近いろんなとこでオーダーして、国産革も良いんじゃないかな、と。
もちろんグレードによるんで、ダメダメな舶来革より良い国産革があるのは当然なんですが。
スーツの生地もそうですけど、私なんかはやはり外国製やブランドに弱いんで(笑)、必要以上に
アノネイだの、ドイツ製ボックスカーフという言葉に惑わされていたことに気が付きました。
(もちろん良いモノは良いんでしょうけど、ね)

2017.04.17 Mon 12:19
Edit | Reply |  

Name - MT  

Title - copegの年代

はじめまして。
ブログ拝見させていただいております。

Dr scholl's copeg
それも、50sのデッド良いですね!

私もB.F.Goodritch vogueヒールのついたcopegを持っており、50sの物かと思っておりました。

が、この記事のcopegと比べるとの釘の整列具合は整っておらず、土踏まず先のソールの角度はなめらかになっており、どうも私のものはもっと新しい物のように思えてきました。

ちなみにインソールにロゴは入っておりません。また、ソールは半カラス仕上げでもございません。

50sでもグレードによって作りはことなって居たのでしょうか?
それとも、やはりもう少し新しい物なのでしょうか?
私には判断がつかず、、、

ご意見いただけないでしょうか?
2017.05.05 Fri 02:21
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: copegの年代

MTさん、はじめまして^_^








VOGUEヒールも実は何種類かあるのですが、私の経験上、この種類のヒールは50~60s中期に
よく見られるような気がしています。

半カラス仕上げについては、年代に関係なく見られるようなので、グレード差か仕様差では
ないかと。

数年前のネストさんの入荷記事です。
http://www.nestclothingstore.com/2014/11/17/142044/

中段の「5100」に同じトップピースが付いています。
ネストさんはこれ70sとされていますが、私は60sには入っていると思ってます。
(店主さんとお話ししたことありますが、新し目に判定されてるということでした。)

正直、ヒールは使われたスパンも長いですし、COPEGはTOPLITEとかいろいろ
あるので、手掛かりの一部にしかなりませんが、たぶん70s以降はVULCANとかかな、と。

COPEG良いですよね^_^
お仲間とお話しできて嬉しいです。



2017.05.05 Fri 22:42
Edit | Reply |  

Name - MT  

Title - Re: Re: copegの年代

返信ありがとうございます。

なるほど。やはりvogueヒールは古い物についている傾向があるのですね。勉強になります。

このブログを読ませていただいてどっぷりと古靴にはまってしまいました(笑)。

とはいえ学生の身には何足も手にいれる経済力は無いのが現状で苦い思いをしてます。(先日50sの箱付きデッドのweyenbergマイサイズを競り負けてしまいました。以前ブログに載せられていました赤のPTBそっくりの一品でした。ほんとくやしい。)

Europeanblend様のブログでは、私では到底手に入れることの出来ない代物を分かりやすい解説付で拝見することが出来るので、いつも楽しみにしております。

これからもこっそり楽しみに拝見させていただきます。
2017.05.06 Sat 16:41
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: Re: Re: copegの年代

MTさん、

過分なお言葉ありがとうございます。
そう言って頂けるとブログ更新の励みになります^_^

この分野はジーンズなどに比べまだまだ解明されてない部分が多く、
その意味で開拓し甲斐があるように思います。
お若い方にバトンをつないでいければと(^^ゞ

Weyenbergのデッドは、例のキティ氏が頻繁にNOSを出品されているので
「ありがたみ」に欠けますが、あれはサイズが合うなら買っておくべきと
思います。ある意味、フローシャイムのデッドより貴重ですから。

今後ともよろしくお願いします^_^
2017.05.07 Sun 23:32
Edit | Reply |  

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