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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

茶と黒の饗艶。Florsheim The Kenmoor 31836。 


先日入手したこのフローシャイム。


flsjustwon40.jpg


V-Cleatさんがアップしてくれた1969年カタログのコレですね。


品番31836、‘Bookbinder Coventry Calf’のVarsity型 The Kenmoor。


60s後半辺りに、こんな感じのブラウンにブラックのトーンが入った色目を多く投入した模様。


以前紹介した66年The Vikingもおそらくこの革なのでは、と。


66viking.jpg


てっきり汚れてると思って、派手にリムーバーかけてしまった。。。(^^ゞ
普通は分かんないですよね。。。


で、その失敗から、今回はなるべく元の色合いを残すケアをしました。

結果。


fls kenmoor bookbinder



程度が良かったこともあり、おそらくこれが元色に近いかと。
ブラウンにブラックの陰影効果で、光ってるように見えます。


fls kenmoor bookbinder2



シボ革の立体感も増してる印象。


fls kenmoor bookbinder3



メダリオンは Concord型。


fls kenmoor bookbinder5


60s中期から後半にかけて、フローシャイムではWeathered MossやGolden Harvestなど、茶系のバリエーションを
増やして行きましたが、その最終バージョンがこのブラウン×ブラックなのではなかったのかと。


fls kenmoor bookbinder8



ご存知のように、70s初頭まではフローシャイムの、特にシボ革の革質は良いですから、この雰囲気の良さは
単に色合いだけでなく、元の革にも起因したモノかと思います。



fls kenmoor bookbinder6


1969年カタログをみたり、その年代の実物に触れたりするに、60s末期~70s初期あたりがアメリカ靴の成熟期
だったのかも、と。
このカタログでも、前半に載ってるモデルは、たぶん皆さんの興味から外れるのではないでしょうか。
ちょっと「行き過ぎな」というのを私などは感じます。

後の時代から見ないと、「ああ、あの頃が絶頂期だった」というのは分からないと思います。
日本でもバブル期の最中は、あれがバブルの絶頂だったとは皆分からなかったですから。



fls kenmoor bookbinder4


コップから水が溢れる、ギリギリの瞬間、というのでしょうか。
そんな印象を、この時代のフローシャイムから感じます。




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Comment

Name - クロマメ  

Title - 

europeanblendさんが撮影された写真は、革の表情がイキイキとして見えますね(^.^)見習いたいものです。5枚目の写真なんかは、この革の表情がすごくよくわかります。まさにT-REX。インペリアルケンマーのシボとは違った表情だと思います。

ところで、例のバイキング、66年時点でCoventry Calfが採用されていたんですね。私が持っているペアは69年と71年なので、まさに69年以降にこのレザーが出回ったかと思っていたのですが、バイキングシリーズで実験的に採用されていったんですかね。

そして、カタログの件ですが、私も2つめのカタログ以外はほとんどスルーです笑。以前から仰られていたかと思いますが、60年代後半~70年代前半のペアはデザインの良さに加え、状態も良いため、日常のファッションにも取り入れやすいと思います。50sに入ると、モノによってはレトロ感が強くなるため、靴だけ浮いてしまうんですよね。状態の良いものも少ないですし、二度と手に入らない可能性が高まるため、気持ち的にもなかなか履けません(^_^.)
2017.04.07 Fri 12:09
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

クロマメさん、


> europeanblendさんが撮影された写真は、革の表情がイキイキとして見えますね(^.^)見習いたいものです。5枚目の写真なんかは、この革の表情がすごくよくわかります。まさにT-REX。インペリアルケンマーのシボとは違った表情だと思います。


去年カメラを新調しましたので(と言っても相変わらず初心者向け一眼ですけど )、腕ではなくてメカに頼っております(^^ゞ
私たちはカメラに向かうと確実にハマりますよね。。。危険すぎます(笑)


> ところで、例のバイキング、66年時点でCoventry Calfが採用されていたんですね。私が持っているペアは69年と71年なので、まさに69年以降にこのレザーが出回ったかと思っていたのですが、バイキングシリーズで実験的に採用されていったんですかね。


初期ロイヤルのストラッドフォードもCoventry Calfですので、おそらく66年辺りからなのではないかと。
レギュラーにもインペリアルにもこの革を使ったラインナップがあったようですね。


> そして、カタログの件ですが、私も2つめのカタログ以外はほとんどスルーです笑。以前から仰られていたかと思いますが、60年代後半~70年代前半のペアはデザインの良さに加え、状態も良いため、日常のファッションにも取り入れやすいと思います。50sに入ると、モノによってはレトロ感が強くなるため、靴だけ浮いてしまうんですよね。状態の良いものも少ないですし、二度と手に入らない可能性が高まるため、気持ち的にもなかなか履けません(^_^.)


どっかで読んだ話なんですが、今のファッションは60s辺りから繋がっているようなので、違和感が少ないんでしょうね。
カタログの1ページ目が新作でしょうから、今私たちがスルーするようなモノが最新モードだったのでしょう。
このあたり、実におもしろいと思います。
毛嫌いされてるコルファムも、当時は革新素材だったのでしょうし。。。
時代が変われば、評価って簡単に一変するんですね。

おっしゃるように、眺めて愛でる分には旧い方がビンテージ感あって最高ですけど、着用できるビンテージという観点では60s後半以降がコーディネイトのしやすさも含めて、使いやすいと思います。ただ、一旦旧くて良いモノに触れると、そこも気になる、と。そうやって、40s~70sの間を何周もするのだそうです。私はこれを回遊魚コースと呼んでおります(^^ゞ
2017.04.07 Fri 13:16
Edit | Reply |  

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