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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

「靴のハシモト」さんで、ストレートチップをオーダー。 


大学が東京だったので、羽田のモノレールには何度となく乗りましたが、整備場で降りたのは初めて。


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こんなビルの一室に靴屋さんがあるとは。


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「ネットを見て来ました」と言うと、「おいおい、カンベンしてくれよ」と(^^ゞ
例のこの雑誌記事と、影響力のある、某なおけんたさんのブログのせいか、注文が殺到してるようです。
サンプルも全部売れちゃった、とのこと。



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http://longpeak.blog.fc2.com


例の福岡の老舗靴店もそうですが、昔からの常連さんに迷惑がかかるので、正直、私のような新参者が
いきなり注文するのは気が引けるのですが、厚かましくもお願いしてきました。。。



紙の上に足を乗せて、足型をなぞり、採寸して頂いたのですが、左右の大きさが違うのに驚かれていました。
足長が左28.2、右26.5。 

何箇所かで測ってもらったことあるんで、知ってはいたんですが、足の形もずいぶん違う、と。
右の土踏まず部分のアーチが左に比べかなりエグれてる。かかとは大きい。

上の画像のストレートチップを頼んだのですが、
「羽根の閉じ具合が均一になるように」あれこれ考えて頂きました。

仮縫いがあるビスポークなら、途中で修正も可能だけど、パターンオーダーの場合は「一発勝負」なので、
かえって大変、というお話しでした。なるほど。

革はワインハイマー、ソールはイタリア製とおっしゃっていたような。

シャンクは上の記事にもある通りブナの木、と。

hashimoto3.jpg
http://shoerepair-anon.com/


パイロットさんからのフィードバックで、長時間履いても蒸れにくい靴を追求した結果、コレに行きついた、と。

他にも、カカトにはスポンジではなく、コルクを使う、と。


某国産有名メーカーのグッドイヤー靴との内部構造の違いを見せて頂きましたが、なるほど、全然違います。
「これが本当の靴だよ」と。

靴をこれだけ集めていながら、ちゃんと構造や部材のことまで理解していなかった自分の不明を恥じました。。。
恥ずかし過ぎて、もう「旧靴愛好家」なんて言えません。。。
今後は「旧靴愛好家見習い候補」と名乗ることにします(^^ゞ


完成は1年後。

支払いも。。。 普通はいくらか内金払うものですけど。なんか申し訳ない。



Hashimoto


なおけんたさんが、全国のこういう昔ながらの靴屋さんで作って来られた意味がよく分かりました。

そして、私にとってはこういう靴屋さんが理想であり、終着点なのかも、と。
すごく遠回りしたのと、いろんな意味で遅すぎた感がありますけど。。。

とにかく、1年後の楽しみができたことは間違いありません。






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Comment

Name - なおけんた  

Title - 

ハシモトさん、忙しそうですね。引退を考えておられるのに、バックオーダーがすごいんでしょうね。なんか責任感じてます。
サンプルまで売れちゃったんですね。
パターンオーダーですけど、ハシモトさんは親身になっていろいろ考えてくれます。そういう作業が楽しくてしょうがないという感じですよね。
私の場合は踵が比較的小さいようで、ワンサイズ下の木型の甲やトゥに革を盛って作ってくれました。
目に見えない部分の副資材も全て天然素材を使っているからこそ、「靴を縮めて」サイズ調整することが可能なのだそうです。
昔ながらの職人さんは、こういう見えないところにも手を抜かずに、しかもその手間の割に安価な靴を作り続けているんですよね。
今では「超絶技法」とか「特別な作業」などともてはやされることを普通のこととしてやっています。悪く言えば商売下手ですが、そういうところにも魅力を感じます。この業界は世代間のギャップが大きく、高齢の職人さんと若い職人さんの架け橋になる中間の世代があまりいないようです。だから、価格にも大きなギャップができるのかなと思います。仕方のないことかもしれませんが、ベテラン職人さんにはいつまでも頑張ってもらいたいと思います。ハシモトさんのような職人さんはどんどんいなくなっていくのが寂しいですけど。
2017.03.30 Thu 20:45
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、

> パターンオーダーですけど、ハシモトさんは親身になっていろいろ考えてくれます。そういう作業が楽しくてしょうがないという感じですよね。


職場でとってる宅配オフィス弁当があるのですが、これが400円で、すごいクオリティなんです。
おかずが必ず6品くらいは入ってて、どれも味付けのセンスが抜群。
商売的には手間ばかりかかって利益は薄いと思うんですが、たぶん、作ってる方はまず料理が好きなんだろうな、と。
ハシモトさんの姿勢と相通じるものを感じます。


> 私の場合は踵が比較的小さいようで、ワンサイズ下の木型の甲やトゥに革を盛って作ってくれました。
> 目に見えない部分の副資材も全て天然素材を使っているからこそ、「靴を縮めて」サイズ調整することが可能なのだそうです。
> 昔ながらの職人さんは、こういう見えないところにも手を抜かずに、しかもその手間の割に安価な靴を作り続けているんですよね。


靴のモックを見せて頂いて、本当になおけんたさんがおっしゃることの意味がよく理解できました。
あそこまで手間暇かけて、あのお値段ですから、見る人が見ればオーダー殺到するはずですよね。
クロマメさんへの返信で書いた名古屋の職人さんも、作られた方のブログ記事をみると、同じモノを感じます。



> 今では「超絶技法」とか「特別な作業」などともてはやされることを普通のこととしてやっています。悪く言えば商売下手ですが、そういうところにも魅力を感じます。この業界は世代間のギャップが大きく、高齢の職人さんと若い職人さんの架け橋になる中間の世代があまりいないようです。だから、価格にも大きなギャップができるのかなと思います。仕方のないことかもしれませんが、ベテラン職人さんにはいつまでも頑張ってもらいたいと思います。ハシモトさんのような職人さんはどんどんいなくなっていくのが寂しいですけど。


なるほど。「中間世代の欠落」というのは大きいかもしれませんね。
ハシモトさんの後ろで黙々と作業されていたお弟子さんもそうですが、若い世代の方で靴職人を志す方がもっと増えると良いですね。あ、そう言えば、私が作ってもらった「まる歩靴工房」の方と「CITTA」さんは同じ靴学校の同級生だそうです。席も隣だったとか。本当に靴作りが大好き、という思いが伝わって、お話ししてて楽しいです。こういう若い職人さんも応援していきたいですね^_^
2017.03.31 Fri 04:25
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