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N.O.S. w/box (旧お気に入りモノ図鑑)

自分の好きなモノ、気になるモノを紹介していくブログです。

憧れの2足。 


職場の同僚が、最近立てつづけにこの2足を買われました。



weston hunt
http://www.jmweston.fr/jp/


J.M. WESTON HUNT DERBY と、



william_parisian_brown_museum_calf_profile_1.jpg



JOHN LOBB WILLIAM。
https://www.johnlobb.com/jp/



どちらも、靴好きなら誰もが知ってる名靴。


私がカッコいいなあ、と思う言葉に、
「ブランド品だから買ったんじゃなくて、たまたま気に入って買ったモノがブランド品だった」
というのがあります。

カッコつけて言ってる人もいるかもしれませんが(私なんか言いたいですし 笑)、
本当にそうなら、すごくクール。

「ブランド」や「名前」に惑わされずに、良いモノを見抜く目があるということですから。



「言葉の力」ってすごく強力だと思うんです。

当たり前のことですけど。

メーカー不明の靴より、「フローシャイム」や「エドワードグリーン」です、と言う方が収まりが良いし、数字の品番で言うより、“Westfield”とか“Chelsea”などのペットネームが付いた方が親しみが湧く。

人に「名前」がある所以ですね。


私がこれらの靴を知ったのは雑誌から。



weston hunt3



運の良い(悪い?)ことに、福岡にはジョンロブのショップがあるし、ウェストンもある。
(考えてみれば、地方都市としてはたいへん恵まれていますね。東京から来た人も驚くようですし。)

で、実際、何度も足を運んで、試着しました。



william_parisan_brown_museum_calf_3_4_1.jpg



12年くらい前が最初だったでしょうか。
当時は、ざっくり今の約半額くらい(正確には6割程度)。
(ちなみにウィリアムは現在20万弱、ハントダービーは30万超。。。)



最初は雑誌で「ブランド」や「名前」を知り、それにひかれて見に行ったのですが、
当時は今より靴のことあまり分からなかったものの、その圧倒的な存在感に驚愕した記憶があります。

ただ、今からみれば半額とはいえ、当時10万以上の靴は高嶺の花。
オールデンコードバンですら、確かギリ8万円台(国内定価)で、アレンのコードバンにいたっては6万円そこそこでしたから。

「ひょっとしたら自分は“ブランド”に惑わされているだけではないか。もっと探せば他に良いモノが安くあるのでは」
と思ってるところに出会ったのが、旧いアメリカドレスシューズでした。



weston hunt2


でも一方で、ビンテージシューズにハマると、現行本格靴に関心が向かなくなるというか、悪い言葉を使えば「ディスる」傾向に陥ってしまったように思います。

要は「視野がせまくなる」という。

視野を広く持とう、と思って、時代の幅を広げたつもりが、かえってそこに縛られる、というか。


今回、この職場の方のウィリアムとハントダービーを見て思ったのは、
「自分が欲しいと思ったモノは頑張って買えば良いじゃないか」という至極当たり前の結論(笑)。

何も「アメリカ旧靴愛好家の自分」というモノに縛られる必要は全くない、と。
ビンテージ靴にしかないモノはそれを買えばいいし、ロブやウェストン、グリーンでしか得られないモノもあるだろう、と。

つまりは、これらを買うことへのエクスキューズを書いてるワケです(^^ゞ



william_parisian_brown_museum_calf_detail_1.jpg



確かに、高いです。
30万の靴なんて私のような庶民にはおいそれと手が出せない。

でも。

良く考えたら、靴趣味はとっても「民主的」とも言える。
クルマや時計に比べたら。
フェラーリなんて逆立ちしても買えませんけど、靴なら世界最高峰(の既成靴)でも月2万も貯金すれば買えちゃうワケですから。



ちなみにコレを買った彼は、中古良品をそれぞれ、2万円台で見つけております。
そう聞いたら、欲しくなった人いらっしゃるのでは?(^^ゞ





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Comment

Name - スニゲーター  

Title - 

この辺りは靴になにを求めているかが出るところですね。
浪漫派の人間は意地で現行を避けていますが・・・。
私は北海道の人間なので、ひねた事など言ってられません。冬用の靴だけは浪漫が吹き飛び、自然に考えられます。そうなると、ビンテージは論外。現行でもクオリティと価格重視。と、非常に正直になれます(笑)
2016.11.18 Fri 17:29
Edit | Reply |  

Name - なおけんた  

Title - 

私は ウエストンには惹かれましたが、ロブには全く興味を持ちませんでした。
どちらもフランス靴ですが、雰囲気が明らかに違っていて、私は ウエストンが好みでした。
もちろん定価で購入したことはなく、オークションで未使用品を手に入れたり、usedを手に入れたりでした。
今も昔も高嶺の花です。
その中でもハントダービーは憧れでしたね。
とてもじゃないですが買えなくて。
この靴、以前は日本では「ドゴール」という通称で呼ばれていたと思うんですけど、このネーミングにもやられましたね。でもこの名は完全に間違いだったようですね。でもドゴールの方が似合っています。
名前の効果はすごいですね。
2016.11.18 Fri 23:40
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

スニゲーターさん、


> この辺りは靴になにを求めているかが出るところですね。
> 浪漫派の人間は意地で現行を避けていますが・・・。


そうですね。人それぞれ。
私はもともと本格靴方面から逸れてきたので、この2足にはずっと憧れがあります。

今まで「封印」してましたが、間近で見てしまったので。。。(^^ゞ



> 私は北海道の人間なので、ひねた事など言ってられません。冬用の靴だけは浪漫が吹き飛び、自然に考えられます。そうなると、ビンテージは論外。現行でもクオリティと価格重視。と、非常に正直になれます(笑)


北海道はタイヘンでしょうね。。。
そちらに行ったとき、「雪面のトビウオ」をホームセンターで探して、似たようなモノを記念に買おうとしました。
結局、九州では使い道がない、というので、思い留まりましたが、ソールを見て雪国の人が転ばない理由を納得しました(^^ゞ

2016.11.19 Sat 00:58
Edit | Reply |  

Name - europeanblend  

Title - Re: タイトルなし

なおけんたさん、

> 私は ウエストンには惹かれましたが、ロブには全く興味を持ちませんでした。
> どちらもフランス靴ですが、雰囲気が明らかに違っていて、私は ウエストンが好みでした。
> もちろん定価で購入したことはなく、オークションで未使用品を手に入れたり、usedを手に入れたりでした。
> 今も昔も高嶺の花です。
> その中でもハントダービーは憧れでしたね。
> とてもじゃないですが買えなくて。
> この靴、以前は日本では「ドゴール」という通称で呼ばれていたと思うんですけど、このネーミングにもやられましたね。でもこの名は完全に間違いだったようですね。でもドゴールの方が似合っています。
> 名前の効果はすごいですね。


確かに、「ドゴール」って言ってましたね。
ロジェにドゴール、ゴルフ。そしてシグナチャーローファー。
いずれパリ本店に行きたいものです。

たぶん、なおけんたさんは絶対お好きだと思ってました^_^
2004年の「最高級靴読本」で、「ドゴール」は18万。
当時から雲上の存在でしたが、今や月まで。。。(笑)

ウェストンも革質が最近は云々と言っている方がおられるようですので、
チャーチのように旧ロゴを探す人が増えてくるかもしれませんね。
2016.11.19 Sat 01:14
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