Edit your comment NAME TITLE WEBSITE E-MAIL COMMENT europeanblendさん、皆さん、こんにちは。 Wrightの赤タグ以降の年代判定はまだ難しいと思うのですが、 狙い目は赤タグが無くなってからE.T.Wright表記になるまでの時代、 おそらく60年代終盤から80年代いっぱいくらいのものでしょうね。 出し縫いが底面に見られない靴はセメントの可能性が高いので、 これを避けていけばいい靴が入手できると思われます。 CustomGrade表記が特にお勧めと思いますが、 表記が無くても肌色のインソールが剥き出しのものなら ほぼ準じた造りになっているようです。 Crafted in the USA表記はおそらく80年代後期頃だと思うのですが、 この時代のものでも底回りは50年代製とほとんど同じようなので、 快適な履き心地が楽しめると思われます。 この辺の甲革の質はさすがに低下していますが、何とか許容範囲かと。 サイズ感は後期インペリアルと同じくらいと思いますが、 Wrightの方が柔らかいので履き込むと僅かに緩い感じがあるかもしれません。 そしておそらく90年前後くらいにE.T.Wright表記になると、 ArchPreserverをやめてしまうようです。 他社の傘下に入って中身は別物か、或いは工場が変わったのかもしれません。 ただ、品質が落ちたかというとそうでもなく、特にMasterCollection表記などは 英国製で造りはしっかりしており、また甲革の質もやや回復している気がします。 2000年くらいまでは存続していたようで、程度の良い物も見かけますが、 整形靴というよりは英国靴っぽくなっている感じです。 PASSWORD SECRET SENDDELETE